HEY HEY MY MY

和・洋問わず音楽を聴いて、思ったこと、感じたことを時々、こそっと、書きます。

濁音の響き

2010年09月28日 | 邦楽一般
 放課後の時間、いつものように生き物の世話をしながら「昨日60kmの旅をしてきた」と語り出す彼女。ふんふんと聞いて、車だと片道1時間くらいだべが、と聞くと「自転車で行ったんだよ」という。驚いた。すごいと思った。
 うれしそうに道々で撮った写真を見せてくれる。その写真も光るものがあるのだから、もうまいってしまった。
 彼女に今度はサイズを大きくして撮っておくといいと言付けた。そのときの私の言葉はどうやら素に近かったらしく、「話し方がおもしろくていい」と言われてしまった。
 半年もすればなれるはずなのに。
 もう半年も顔を合わせている生徒だけれど濁音の私から「あらためてこんばんは」。


【弱虫モンブラン】マジめに歌ったら津軽弁になったよ【訛ってみた】


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きみが壊れた - 谷山浩子

2010年09月26日 | 邦楽一般
言葉は重く、伝えたいものを形容しがたい場合が時にはある。
それでも言葉にしなければならない時、言葉という限界の中でもがく。
けれども、結果として残るのは言葉しかない。

形容しがたいものが伝わらない、その積み重ねの中で言葉を発すること
すら恐れるようになってしまう。

そして、無難な言葉だけが走り出りだすのだ。
もしくは沈黙。

この曲の歌詞の意味を理解するには僕の感受性はもろすぎる。


きみが壊れた - 谷山浩子


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Keith Jarrett's Koln Concert on the Guit...

2010年09月01日 | ジャズ
ずいぶんと買い溜めたCDと趣味のカメラ、そして楽器を手放すことになった。捨てられないからたまる一方で家のものが諸般の理由から、処分してくれということになった。
わたしに価値があっても世間的には無価値、ずいぶんと安い値段が査定でつく。

私のほんのちょっとのアイデンティティーだけは何にかけても手放さない。
私の心の中は私のもの。
そこまで土足で入ろうものなら私は動き出す。離脱するだろう。


Keith Jarrett's Koln Concert on the Guitar


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