HEY HEY MY MY

和・洋問わず音楽を聴いて、思ったこと、感じたことを時々、こそっと、書きます。

海援隊 『思えば遠くへ来たもんだ』

2007年04月10日 | Weblog
 4月から職場にきた職員、昼食のラーメンを食べながらの会話の中で、私の母校(高校)に勤めていたという。ふるさとを遠く離れたこの場所で、確率的にはどれくらいなのか計り知れない話だ。
 丁度、高校生時分に、標題の映画を観た記憶があって、その後何度かこの映画を観た。朝間義隆監督による映画(当時は山田洋次監督とのペアが多かった方)で、「幸福の黄色いハンカチ」で、開眼した武田鉄矢主演作品。
 ラーメンをすすりながら、この映画とこの曲のことを考えていた。私は、この映画の主人公のような教師になっておらず、なろうとも思わないな、と。むしろ、脇役で、さえない同僚だろうな、と。
 一時期は強烈なシンパシーを感じていたこの曲の「あの頃」は、恋しいものというよりは、まるで映画の1シーンのようになった。

 夜9時、列車がこの町にレールの音を響かせる。盆地地形の山々に反響し、静かにフェードアウトしてゆく。

 「一期一会」という言葉の意味をようやく理解し始めたばかり。


思えば遠くへ来たもんだ(1980) - goo 映画
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玉置浩二 『田園』

2007年04月03日 | JPOP
 昨年暮れ、徳永英明さんが紅白に「こわれかけのradio」で出演したのを見たのを機に、故村下孝蔵の曲などを再び聴いたりしている。
 丁寧な曲が、あんまりなくなったと勝手に感じている今日この頃、妙に彼らの曲は新鮮だ。
 安全地帯がタイヤのCMソングだったかで、一躍有名になったころ、私は高校生になった。あまり邦楽は聴かない時期だったのだけれど、彼らと、杉山清貴&オメガドライブはなぜか聴いていた。同級は、稲垣潤一なんかも聴いていたし、今思えば、浜田省吾も、バラードよりもメッセージ性の強い曲を出していた頃だった。

 あるかな、と思いYoutubeで検索したらでてきた。病気でリタイヤした後、紅白で復活の玉置浩二の「田園」( 2008.06.02現在削除)。
 自分のために、楽しんで歌っている姿がある。
 MCの「お体に気をつけて」が飾りがない。
 
くどくどと人生感を押し付けず、現実から何かを表現しようとする彼の歌詞は、力強く、広い。

 若い世代に聞かせたい曲のひとつ。

玉置浩二 『田園』(Youtube) 
コメント (2)
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Simon & Garfunkel 『April come she will』

2007年04月01日 | トラディッショナル
年度の変わり目は、ちょっと緊張するものだ。
例年どおりの仕事でも、今年こそ、と何かしら思ってみたり。

4月は転勤で引越しでもない限り葉書など出したりしない私。
そういえば、「かもめーる」なんてのもあったか。

何か変わるわけではないけれど、
挨拶はがきなどを思案している。

Simon & Garfunkel 『April come she will』(Dailymotion)

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