HEY HEY MY MY

和・洋問わず音楽を聴いて、思ったこと、感じたことを時々、こそっと、書きます。

BryanAdams 『Reckless』

2007年02月18日 | ロック
 アメリカで活躍しているミュージシャンの中には、実はカナダ出身というのも少なくない。80年代のポップ・ロックは、イギリスとアメリカの音楽シーンのせめぎ合いのように思っていたが、実はオーストラリア出身のバンドもあったり、多様であったと、今は実感する。
 80年代の音楽を80sと呼んでいるらしい。近年、再評価が著しく、特集CDも発売されている。うれしい限りだ。

 ブライアン・アダムスが名実ともに不動の存在となったこのアルバムは、シングルカット集の様相。当時は、アルバム発売→その中からシングルカットという流れだから、シングル数は、このアルバムの出来の良さの証明でもある。いわゆる「捨て曲」なしなのである。
 Heaven Somebody Summmer of '69 そして Run to you。

 80年代のアメリカンロック音楽を聴いてみたい、という人には、BryanAdamsのこのアルバム「Reckless」を薦めるだろう。
 このアルバムの前のアルバムは、少し荒削りな音で、後のアルバムはゴージャスな音のように感じるのだ。

Run to you(Youtube) 


 
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Mark Knopfler 『Boom,like that』

2007年02月13日 | ロック
 Dire Straitsというバンド時には、ストラトキャスターというギターがトレードマークだった。フィンガーピッキングによるダイナミックレンジの広いギターサウンドが独特なものだった。皮肉にも、彼らがもっともヒットしたアルバムではその味が抑えられていたのが。

 ソロ時代の彼はレスポールを抱える。ハムバッキングピックアップと彼のフィンガーピッキングが独特の粘っこさを生んでいる。

Mark Knopfler 『Boom,like that』(Youtube)
コメント (2)
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Grand Funk Railroad 『Heartbreaker(Live 1974)』

2007年02月01日 | ロック
 井上陽水さんの『傘がない』を彷彿させる、いや逆に、この曲の方が先に出ているので、「傘がない」はGFRのこの曲に似ているとする方が相応しい。

 十数年前、レンタルビデオ屋さんにあった音楽ビデオ。どうも怪しげなルックスで、でも、気になり、借りたのだった。
 絶句した。
 ベーシストの動きはファンクそのもの、ギターソロをとりながら、ドラムをたたきながら歌う、しかも熱い!!ブリティッシュロックに圧倒されていた70年代初頭のアメリカンロック畑で、こんなハードロックバンドがあったとは。
 彼らの後を、エアロスミスが、キッスが、ジャーニーが後を追う。

 この曲の冒頭の変拍子、形がない、自由だった頃のロックの証。

Heartbreaker(Live 1974) Youtube
 
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