HEY HEY MY MY

和・洋問わず音楽を聴いて、思ったこと、感じたことを時々、こそっと、書きます。

ただ悲しく

2005年09月21日 | JPOP
 カテゴリーはあえてJPOP。『Earthshaker』というバンドが80年代の日本のHR・HMシーンで注目された時期があった。一旦解散したが現在でも活動しているようだ。
 当時はインディーズという概念もなく、関西出身のこのバンドは、いわば「ライブハウスでヘッドバッキング」的な印象が強く、HMにカテゴリーされていた。バンド名の由来は、アメリカのハードロックバンド『Y&T』の曲名から由来している。
 今、時を経て聞くと、このバンドが何を描きたかったのかがよくわかる。現在はもっと、攻撃的でドンシャリのサウンドが日本の音楽シーンにもあふれているから、尚更。
 ボーカルのマーシーの歌唱表現力は屈指のものがある。

 少しでも興味を持ったら、おすすめは『逃亡者』『Midnight Flight』のアルバム。打ち込みでない、オーバーダビングもほとんど施されていない『音』がそこにある。

 Earthshaker - More(YouTube)
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The Smiths

2005年09月20日 | ロック
 80年代中盤のイギリスの音楽シーンは、ニューウェーブと並行してダンスミュージックが台頭していた。今考えると、ニューウェーブというカテゴリーは何だったのか。
 ポリスは、レゲエをベースとしたバンドであっただろうし、U2は、アイリッシュ音楽を背景としたバンドといえるのかもしれない。
 一世を風靡した、ロマンティックなんとやらというのもあったな。

 ミリタリーヘルメットをかぶった少年のジャケットと、「女王は死んだ」という強烈なインパクトのある言葉。The Smithsはどんなカテゴリーが適当だろうか。
 ギターワークが絶妙なこのバンドは、ポップなメロディーとは裏腹に、歌詞はかなりキている。深入りして、自殺したファンもいたほどだ。

 秋の夜に、月を眺めながら、夜の道をドライブしながら、彼らの音に耳を傾ける。
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JEFF BECK な夜

2005年09月18日 | フュージョン
 彼の演奏を初めて聴いたとき、無機的な金属音にしか聞こえず何らシンパシーを感じることはなかったのだが、PEOPLE GET READY という曲(ロッド・スチュワートがボーカルとして参加)での彼の演奏を聴いたとき、「クールだけど、ちょっと熱いんでない」と印象が変化した。その次作アルバムが「GUITAR SHOP」である。
 「かつての」ヤードバーズ3大ギタリストの一人であり、HM・HR全盛の中にあって、いわば「名誉的」存在に留まる事を拒み、新たな演奏技法・表現方法に切り替えたこのアルバムは、多くのギタリストに衝撃を与えた。
 「WIRED」「BLOW BY BLOW」などでも、叙情あふれるブルージーかつクールな演奏は見せていたが、「WHERE WERE YOU」「TWO RIVERS」での音階の狭間を漂うギタープレイは、圧巻である。
 (それにしても、当時良く彼と比較されていたGARY MOOREは一体…ファン故に悲哀) 

 なにげに見たビデオで彼の演奏を久々に観て。

Nadia(YouTube)
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25年ぶりの出会い

2005年09月13日 | フュージョン
 30歳を過ぎた頃から、Pat Methenyを好んで聞くようになった。シンセギターを導入したり、バリトンギター1本でのアルバムを製作したり、時には、私には難解な曲もあるけれど、常に創造意欲が衰えないのには敬服する(同様に、カルロスサンタナもあの年齢に来て、いい音を出し始めているのも凄い)。
 昔、津嘉山正種さんと言う方が、NHK-FMのクロスオーバイレブンのナビゲーターをやっていた頃にエアチェックした曲の中にどうしても、タイトルと演奏者のわからない曲があった。中学生時分ながら、心を離れない印象的な曲。
 最近、ようやくその曲のタイトルを知った。

『Pat Metheny & Lyle Mays/September Fifteenth (dedicated to Bill Evans)』

 日本ではCD化はされていない。
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久しぶりにZEP三昧

2005年09月12日 | ロック
 LED ZEPPELINの「Remasters」には2枚組と4枚組の2つのCDセットがあった。私が持っているのは2枚組。アナログ音源では、全アルバム持っているのだが、やはり、音のクリアーさが違う。ただ、クリアーすぎて、と言う感もないわけではない。同じく、Free(彼らの曲、「Mr.Big」が、バンド名になったグループもありますね)のリマスタリングCD「All Right Now」もかなり、アナログ盤と音質が変わっているタイプ。どちらがお好みかは、曲ごとに違うものかな。
 久しぶりに、レスポール(ギブソン製ではない)を持ち出して、ZEP三昧。

 いつもながら「Since I've been loving you」は萌える、もとい、燃える。しばらく前に発売された、DVDを友人より拝借して観たが、あのライブでの演奏も恐ろしく、激しい。
 しかしながら、ヘッドバッキングで過ごした十代と違い、タメの引きずるようなロックもたまらないのだなあ。
 明日あたりは、ロイ・ブキャナンあたりの泣きのバイオリントーンにはまっていそうな気がする。

 写真はorvilleのレスポールカスタム(by Gibsonではない)。かなり、地味に改造を施していて、見た目は、LPスタンダードに見える(ニールショーンに憧れていたもので)。PUは、前が '57classic(epiphone)、後方が、セイモアダンカン(Custom)。一時、ディマジオのスパーディストーションをつけていたが、音がトレブリー過ぎてペケ。
 音質づくりにと、コンデンサーをオレンジドロップに付け替えている。
コメント (1)
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