HEY HEY MY MY

和・洋問わず音楽を聴いて、思ったこと、感じたことを時々、こそっと、書きます。

Neil Young 『LIKE A HURRICANE』

2006年06月27日 | ロック
 この曲はいつの日か、ライブで演奏したい曲の一つだ(一番にやりたいのは、「HEY HEY ,MY MY」)。湿度の高い夜、久しぶりに表題のライブバージョンを聞いている。
 同僚は、かつて10代の頃、大阪厚生年金会館でこの曲を肌で感じたそうだ。そして、この曲が彼の10代を象徴する曲だそうだ。誰しも、その人だけのその時代を象徴する曲を持っているのかもしれない。
 かくしてこの曲は、私の30代前半を象徴する曲となっている。

Neil Young - Like a Hurricane(YouTube)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Keith Jarrett Trio 『My Funny Valentine / Song』

2006年06月26日 | ジャズ

"My Funny Valentine / Song" Keith Jarrett Trio

 この映像を見ながら、ああこのトリオも、もうかれこれ20年以上続いているのだなとしみじみと思った。何度となく演奏したであろう『My Funny Valentine 』。
 1996年のライブ映像だ。今はもっと老いているのだろう。演奏の頂点に達したのは過去の事であったと言ってもおかしくない彼らの演奏は、重ねた年月とともに変化をし続ける。その継続力はすごいの一言に尽きる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Ulf Wakenius 『Music of Keith Jarrett』

2006年06月26日 | ジャズ
 国内発売代理店「ノルディック・ノーツ」から、直送でアルバムが届いた。全編、Keith Jarrettの作品の演奏。原曲の演奏を知っているものは、どうしても比較してしまい、よいと思うものもあれば、物足りないものもあるのが正直な感想。あくまで、丁寧にセンチメンタルに演奏するというスタンスでの、Keith Jarrettの楽曲への解釈が彼の演奏の自由さを狭めた観もぬぐえない。
 厳しめのレビューだが、おそらくKeith Jarrettの演奏を耳にすることなく、本作を聞く人は、素直に楽曲を受け止め、そのクリーンなギタートーンと、美しいメロディーに好感を抱くであろう。

 実際、原曲を私自身知らない楽曲「Everything That Lives Laments」は、私には本作一番のお気に入りの作品となりそうだ。間接的な予想ではあるが、おそらく原曲のベースは、チャーリー・ヘイデンであろう。メロディックなリードベースと後半それを軸に扇情的なギターソロが展開される。そして、ベースとギターのユニゾンで主題が繰り返され、曲は終わりを迎えるのだ。この原曲のアルバムはすでに発売されていないようで、中古市場で高値で扱われていた。

 画像はKeith Jarrett 『Mysteries』

 このアルバムが梱包されていた再利用封筒には、遠い北欧の国の切手が何気なく張られていた。さりげないことだけれど、またこの代理店から購入したいと思った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウルフルズ 『ええねん』

2006年06月22日 | JPOP
 ウルフルズは、とりわけ関心の抱くバンドではなかった。ボーカルのトータス松本の強烈な印象と、ギターがやけに渋い、という印象だけだった。明るい曲調が好みではなかった。それが、最近のことだがNHKの深夜番組のエンディングで「ええねん」という曲を耳にし、ストレートな曲調に惹かれてしまった。
 おそらくストラストキャスターと思われるオーバードライブの効いた枯れたカッティング、明瞭な「言葉」。小細工がないのが、今頃になって小気味よく感じた。
 アルバムでは、「アホでケッコー」など言葉遊びのストレートなロックンロール、年相応の経験を反映した、対をなす2つの曲「忘れちまえ」「思い出せ」のR&Bナンバーなど、奇想天外な曲調などは微塵もないけれども、「スタンダード」を自分たち自身の「音楽」として息を吹き込んだようなナンバーが並ぶ。

 泥臭い、とにかく泥臭い。人間らしい。押しつけがましくない。今、ウルフルズの印象は、変わった。しかし、変わったのは、彼らではなく、私自身かもしれないとも、思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Patrick Ball  『Music on the Wind』

2006年06月20日 | トラディッショナル
 随分と検索し続け、なかなか見つけられずにいたパトリック・ボール。発想を変えて、名前のスペルを探すことから始めたら、あっさりとたどり着いた。

 Patrick Ball Home

 名前も知らない20年以上前に聴いた数曲の印象が強烈で、名前を覚えてしまっていたがそれがこのような形で生かされるとはびっくりだ。
 
 早速、注文しました。レビューは届いた後で。。。。

お薦めなのですが、知っている人はほとんどいないんだろうなー。



 
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする