高校生の頃のジャーニーは、硬いサウンドでスティーブ・スミスのテクニカルなドラムと共に、ローランドのシンセギターをシンセギターの音らしくない音で演奏していた。後にAOR路線を強め、メンバーの脱退で空中分解してしまうが、「フロンティアーズ」までの演奏は悪い印象はない。
標題のアルバムは、ジャーニーのギタリストニール・ショーンとジェフ・ベックなどとも共演していたヤン・ハマーの共作。私自身ギターのソロ即興が、ペンタトニック、ハーモニックマイナースケール一辺倒であるが、このアルバムのタイトル曲の「Untold Passion」というインストルメンタル曲は、技術的な面でも、演奏の「熱さ」でも群を抜いた佳曲。細かい技術的な面では、変拍子を駆使しつつそれを感じさせず、かつコード進行によるスケール移行も感じさせない。憂いのある主題のメローディーを軸に、2人のソロ演奏のやり取りが繰り広げられる。
タイトルに惹かれる部分もあり、語ることのない思いがこの調べと共に今なお、鮮明に繰り広げられる。
残念なことに、このアルバム自体の入手は現在は困難であり、かつ中古市場では、高値で取引されているようだ。高校時代、卒業後、よく友人と中古レコード店で、こういったレコードを見つけては、まるで宝物を掘り当てたような気になったものだ。
amazonで、ベスト版として入手できる。いかんせん高いが…。
Neal Schon & Jan Hammer - no more lies(YouTube)
標題のアルバムは、ジャーニーのギタリストニール・ショーンとジェフ・ベックなどとも共演していたヤン・ハマーの共作。私自身ギターのソロ即興が、ペンタトニック、ハーモニックマイナースケール一辺倒であるが、このアルバムのタイトル曲の「Untold Passion」というインストルメンタル曲は、技術的な面でも、演奏の「熱さ」でも群を抜いた佳曲。細かい技術的な面では、変拍子を駆使しつつそれを感じさせず、かつコード進行によるスケール移行も感じさせない。憂いのある主題のメローディーを軸に、2人のソロ演奏のやり取りが繰り広げられる。
タイトルに惹かれる部分もあり、語ることのない思いがこの調べと共に今なお、鮮明に繰り広げられる。
残念なことに、このアルバム自体の入手は現在は困難であり、かつ中古市場では、高値で取引されているようだ。高校時代、卒業後、よく友人と中古レコード店で、こういったレコードを見つけては、まるで宝物を掘り当てたような気になったものだ。
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Neal Schon & Jan Hammer - no more lies(YouTube)