HEY HEY MY MY

和・洋問わず音楽を聴いて、思ったこと、感じたことを時々、こそっと、書きます。

変遷 そして

2009年01月08日 | Weblog
 学生の頃、お世話になった教授からの年賀に、「この3月で退官です」。
との添え書きがあった。私の所属した学科は、幾度か看板名をかえて今日
まで至る。学部も3度変更となった。

 教授は、その大学の卒業生でもあったためか、学生の面倒見もよく、
「さっちゃん」という愛称で親しまれていた。
 ぼんくらな私は、卒業まで7年かかった。20歳、22歳、23歳と幾
度か節目があった。所属する学科の先生方はときどき、私を研究室に呼んで、
お茶をすすりながら、「そろそろ勉強の方に・・・」などど、やんわりと
声をかけてくれ続けてくれた。「さっちゃん」も、その一人だった。

 数少ない女性研究者で凛とした振る舞いと津軽弁。
 「まさか、卒業できるとは思いませんでした」と笑って評された。

 数年前、立ち話でお会いしたときに、「大学生の引きこもりが増えた」と
十数年前の状況との変化を危ぶんでいた。


 ご活躍ください、と結んだ文面を見ながら、研究者としてと同時に、教育
者としてのメッセージを感じた。

 どうも。

 
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IMPELLITTERI / Stand In Line

2009年01月01日 | ロック
 独特の声とシャウトスタイルをもつグラハム・ボネットが、今もフロントラインで歌い続けている事実を、何気なく聞いたIMPELLITTERIでの「あの声」を耳にするまで実感できなかった。
 リッチー・ブラックモア、マイケル・シェンカーらギタリストがリーダーのバンドを渡り歩き、かつ、新人のギタリストをスターダムにのし上げる役割も担った。
90年代には、フォースフィールドというプロジェクトで意欲的に活動していたものの、ハードロック界とは、一線を画していた。

 その彼が、今、再び熱い演奏を繰り広げている。不思議なもので、グラハムに、リーゼントを止め、長髪のハードロックスタイルを強要したリッチーは、フォークの世界へ戻って行き、頑として、長髪を拒んだグラハムが、シャウトしている。

 この声は奇跡と、思う。

IMPELLITTERI / Stand In Line
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