昨日は、今年最初のキルンワーク教室でした。
去年、加工の途中で割ってしまった冷酒杯の加工に、再度挑戦。
幸い、加工前の状態をサラダボールとして使おうと、取ってあった作品が2ケあったので、それを加工することにしました。
思えば、この冷酒杯は、アクシデントの連続でした。
型に空気を抜く為の穴を開ける時に、手が滑って型を割ってしまったり・・・。
スランピングの時に、型の底にガラスがひと塊りになってしまったり・・・。
仕上がった作品を加工する途中で割ってしまったり・・・。
今回、無事、2ケ共加工を完了し、本当に感無量です。
最初にデザインを考え、
(このデザインも何度も変更を重ねました。)
それから、ガラスをカットして配置し、
電気炉に入れて、フュージング。
次は型に乗せて、さらに電気炉でスランピング。
出上がったのが、これ。
その後、廻りをカットして、
(ここは先生にやってもらいました。)
それから、廻りを滑らかになるまで加工して、
前回、最初の粗削りで手が滑って割ってしまったので、
先生に、「やって欲しいなぁ・・・。」とお願いしたら、粗削りまでやって下さいました。
うふっ。 先生、感謝、感謝です。
それから後は、細心の注意を払いながら、自分で・・・。
さらに細かい目の平盤で研き、次は縦盤で口の廻り外側を研き、
最後に内側を研き、
(写真に写っているのは先生ですが、ここも自分でやりました。)
完成したのが、これ (底に泡を入れて、銀箔を施してあります。)
きゃあ 美しい
(作品は冷酒の代わりに水を入れた状態です。)
長い道のりでした。
これで、3ケになったので、一番の出来を友人にプレゼントし、残りの2ケは主人と二人で使う事にします。
なんとか、バレンタインまでに間に合いました。