敵と味方。
世の中の人をどちらかに分けるとしたら、どちらが多いだろう。
敵だと思っていた人が味方だったり、その逆があったり。
また、同じ人でも、状況や局面によって敵になったり味方になったりすることもあり、結局は、〝敵でもなく味方でもない人が最も多い〟と、希薄なところに落ち着くのだろうか。
人生を生き抜くことは、孤独な戦いでもある。
だんだんと生きにくくなっているこの世の中では、まずは、自分が自分の敵にならないように奮闘するのみか。
基本的に、特殊清掃は孤独な仕事。
一人で黙々とやる仕事。
考え方によっては、〝故人+自分≠孤独〟とも言えるかもしれないけど、目に見える人間は一人。
決して好きでやっている仕事ではないのだが、魂に刺激を覚える仕事。
汚物との戦いは自分との戦いでもあり、故人の死に様を自分の生き様に写し換える作業でもある。
ま、私の場合は、〝一人で黙々〟とはいかないことがほとんど。
愚痴ったり、ボヤいたり、時には悲鳴をあげたり、泣いたり・・・普段は寡黙なわりに現場では結構騒々しい男なのである。
続きはこちら
世の中の人をどちらかに分けるとしたら、どちらが多いだろう。
敵だと思っていた人が味方だったり、その逆があったり。
また、同じ人でも、状況や局面によって敵になったり味方になったりすることもあり、結局は、〝敵でもなく味方でもない人が最も多い〟と、希薄なところに落ち着くのだろうか。
人生を生き抜くことは、孤独な戦いでもある。
だんだんと生きにくくなっているこの世の中では、まずは、自分が自分の敵にならないように奮闘するのみか。
基本的に、特殊清掃は孤独な仕事。
一人で黙々とやる仕事。
考え方によっては、〝故人+自分≠孤独〟とも言えるかもしれないけど、目に見える人間は一人。
決して好きでやっている仕事ではないのだが、魂に刺激を覚える仕事。
汚物との戦いは自分との戦いでもあり、故人の死に様を自分の生き様に写し換える作業でもある。
ま、私の場合は、〝一人で黙々〟とはいかないことがほとんど。
愚痴ったり、ボヤいたり、時には悲鳴をあげたり、泣いたり・・・普段は寡黙なわりに現場では結構騒々しい男なのである。
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