特殊清掃「戦う男たち」コメント公開

戦友の意見交換の場として公開しています。

ゼイゼイ(公開コメント版)

2015-10-09 16:10:43 | 生活保護
近年、症状がでることは稀だが、私は喘息もち。
発症したのは20代の半ば。
この仕事を始めて一年にもならない、ちょうど今頃の時季(秋)だった。

ある日の夜、何の前ぶれもなく、急に咳がではじめた。
それは次第にひどくなり、同時に、呼吸が困難に。
徐々に気管が細くなり、肺に力を入れて意識的に呼吸しないと、満足に息ができないくらいになった。

それからというもの、私は、毎日のように夜になると咳と呼吸困難を発症。
そんな夜が何日か続き、苦しさは日に日に増し、さすがの“病院嫌い”も降参。
当時は(今も?)、休みなんてほとんどとれない状況で、仕事の合間をみて会社近くの病院に行ったのだった。

そこでだされた診断は「喘息」。
ただ、一口に「喘息」といっても原因は色々あるらしく、とりあえずアレルギー検査。
しかし、極端に反応するアレルギー物質は発見できず、原因をつきとめることはできなかった。

しかし、素人判断だけど、何となく自分では原因がわかっていた。
それは、精神的ストレス。
当時の私は、仕事のプレッシャーに押しつぶされそうになっていた。

私は、この仕事を始めて間もない駆け出しで、まだ、素人に毛がはえた程度の知識と技術しか持ち合わせていなかった。
しかも、社会経験も人生経験も浅い若造。
そんな私に任された(押し付けられた?)のは、本来ならベテランでないと担えないような役割と仕事だった。

そんな仕事環境にあって、私は、なかなか上から期待されているような成果をだすことができず。
更には、周囲の“大人達”は私に冷ややか。
そんな日が続き、次第に精神はまいっていった。

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