女社長のブログ《伴海日記》

おかげさまで今年は10周年を迎えます
伴海エンタープライズ株式会社の社長であり歌手
浜砂伴海の日記

銀座四丁目

2010-09-14 | 美風景
私のテリトリーはもっぱら夜の八丁目。
だが、今日は久々に四丁目界隈へ。
うわっ!変わった!
三越が全然変わっちゃった。噂には聞いていたが。
うーむ。昔々私はここでデパガをやっていたのだよ。
がんばれ三越!老舗の意地見せたれ。

山野で五線譜を買い、三越の変貌に口をあんぐりお上りさん状態で立ち尽くし、
服部、じゃなかった和光の時計を見あげて、声楽の先生を思い出したり、
ついでに音大生だった頃のシブい自分を思い出したり。
学生の頃から楽譜を買うのは銀座。ついでに、先生のお買い物のお伴も銀座だった。

アップルストアに寄りたい気もしたけど(うー。MacBook 欲しい)、
危険だ。今日はカード持ってるし。

想い出がいっぱい。
四丁目界隈を歩くと、胸がきゅんとする。


祝・女王!松本薫

2010-09-12 | 素敵
昨日TVで、世界柔道を何気なく観ていた。
急に引き込まれたその「狼の眼」
57Kg級の松本薫選手。

なんなの、この眼!この光!
この人すごい。
オーラが炎のよう。

彼女が勝てば、日本ではこのクラスの初の「金」
しかも、記念すべき日本100個目の「金」
そして、この日は彼女の誕生日。
運命。宿命?
5分が経ち、勝負は延長戦へ。
その3分の勝負の終わりあと何十秒?
彼女は勝った。一本勝ち。

私はね。泣いたよ。
涙が、だぁーって出て来た。

彼女は逃げない。

今まで柔道でこんなかっこいいひと見たことない。
こんなに感動したの初めて。
あの眼に泣いちゃった。
ありがとう。あなたは素晴らしい!
おめでとう。おめでとう。おめでとう。


銀座の熱い夜

2010-09-10 | ライブ・コンサート
昨夜の「ル・コンセール・ア・ギンザ」
鳩ぽっぽでのコンサートに駆け付けてくださった皆様、
ありがとうございました!
御陰さまで満員御礼。熱い夜となりました。

ピアノは川口信子さん。
いつもの様にクールにびしっと決めてくれました。
私は母が縫ったドレスで、肩ムキダシで熱唱でした。
新曲も多くプレッシャーだったのだけど、
それも楽しみの一つだもんね。
マゾだなぁ。

皆さまの集中力が、私を集中させてくれる。
皆さまのエネルギーが、私のエネルギーになる。
移転して店は小さくなったけど、
肩や膝が触れ合うようなぎゅうぎゅうの店は、
むしろシャンソニエらしいのではないかしら。
つうか、そんなふうに昨日は椅子を無理矢理並べたのだけど。

休憩無しで一気に15曲。途中にDVD、
今YouTubeにアップしてある私の2曲を観ていただいた。
(その間に私はワインを1杯・・)
ふぅーっ!爽快感と疲労感。
今日は足がつって大変。
とにかく終わってやれやれ。
皆さんご声援ありがとうございました!

ここ(銀座)は私の原点だからね。
大切にします。




潤う木

2010-09-08 | 
台風のことを思うと不謹慎だが、
やっと降ったね。
マンションの庭の木々や花々たちが喜んでいる。
窓の下の緑も久々に濃く映る。
良かったねぇ。
命の水。恵みの雨。

マイク・コンプレックス!?

2010-09-06 | 音楽
家での歌の練習は、近所迷惑さながら、
曲の練習というよりは、発声練習に近い。
特に「声が全く出なくなる」というあの恐怖の経験をしてからは、
考えなくても声は出る、といったおごった考え方をあらため、
自分の体の発声メカニズムを考え確かめる様にしている。

ピアノの前に立ち、その曲の最初の音をポンと出し、
あとは独りで歌って行く。
自分で伴奏を弾けないから、コードはもっぱら頭の中だけで鳴っている。
ああ、弾き語りが出来たのは高校生まで。
今出来ないのは脳みそが固いのか怠慢か。

歌い終わりの音をまたポンと弾いて、
合っていれば、そのキイは自分にフィットしている、
ということにして、キイも決める。
皆はどうやって決めてるのかなぁ。

まぁ、家でこんなことを夢中でやっていても、
スタジオや現場に行くと何かしっくり来ないことが多い。

今日練習のとき、ふとマイクを持ってみた。
もちろんPAに繋がってるわけじゃないけど。
すると・・・おおーっ!これだ。
マイク持たない時の何と歌いやすいことか。
でも本番はマイク持つもんね。
そうか、声楽やってたものの弱みかもしれないなぁ。
なんで長年こんなこと気づかなかったの。

うーむ。マイクスタンド嫌いだったけど、試してみるかな。
でもその前に、お家でマイク持って練習しなくちゃ。

勝どきの夜

2010-09-04 | 美風景
勝どきのお客様に招かれて、お宅訪問。
バルコニーからの眺め。
絶句。
スカイツリーもしっかり見える。
遠く千葉の果てまできれいに見える。
「今日は天気が良いからラッキーだね」
ありがたやありがたや。
御主人の楽しいお話、奥様の笑顔、
美味しいお料理とお酒であっという間に時が過ぎる。
ほんとにほんとに、ありがとうございました!

このあとの夜景が素晴らしかったが、私の携帯では写しきれない。
宝石箱をひっくり返したようなキラキラ。
夢のような世界。
先月東京湾花火のときも、やはり別の高層マンションにお招き頂いて、大感動。
そして「羨ましい」ということは即ちこういうことだなとつくづく思った。

私には「羨ましい」という感情が欠如していると思って生きて来た。
が、ここへ来て初めて「羨ましいなぁ」と身悶えしているのである。
私は子供の時から高い所が好きだった。
(ナントカと煙か)
でも私にとって高い場所からの眺めや夜景というのは、
「旅先」のものであって「非・日常」のものなのである。

それがこうして、その風景が「日常」そのものという方達が居る。
うー。羨ましい~!
「そんなに高い所が好きなら、そこへ住めるよう努力すれば良いじゃないの!」
天の声。
そうよねー。その通りだわー。

どんなに小ちゃい部屋でもいいの。
高い所に住みたい。





米良のほおずき

2010-09-03 | 素敵
いただいた「ほおずき」を愛おしく眺めている。
これは宮崎の米良のほおずき。
こんなに綺麗な網網で、中にトンボ玉、これがまた美しい。
宮崎・・9月に行こうと思ってたけど、ちょっと準備不足。
待っててねー。絶対逢いに行きますよ。



ほおずきbyくろまめさん
トンボ玉byそらまめさん

九月には

2010-09-01 | 音楽
「九月には帰らない」という、ユーミンの曲があって、
少女の頃、意味も無くその歌が好きで口ずさんでいたが、
よくよく読んでみると、意味がわかるような、わからないような。

なぜ好きだったのかというと、
途中に海の音・・・潮騒の音やカモメの声などが入っているのと、
ただワンフレーズ、この歌詞がとても気に入ったからだった。

 無口な人は、夏の日のはかなさを、
 うまく言えずにバスの窓降ろす。

このフレーズがとても好きだった。


夏の尻尾は、長い長い猫の尻尾みたい。
ゆらゆらゆらめいて、なかなか落ち着きそうも無い。
でも、窓を開け放して歌うと、
負けるものかと言わんばかりに鳴いていた蝉もいなくなった。
季節は目に見えないところで移っているのだろう。

海、行かなかったな。
暑い暑い夏だと言うのに。