癒しの庭Ⅲ

集おう癒しの庭へ

佐々木邦世氏

2007年06月02日 | Weblog
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  先日の中尊寺の見学で、佐々木邦世氏からたくさんのことを教わりましたが特に印象深かったのが「千手観音菩薩立像」です。
 
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千手観音菩薩立像
  木造 像高174.2cm 平安時代 重文 中尊寺観音院千手堂の本尊。檜材一木造りの等身大像。八方にさしのべる1000の手で衆生を救う慈悲の仏である。千手観音像の手は、42本で制作されることが多いが、木像は32本である。上部2本の手を頭上に高く組み、仏の分身である化仏をいただ
く。これは「清水式千手観音」とよばれる特殊な様式で、例が少ない。
                                                 ~購入した本の中にあった解説~

   佐々木邦世氏の説明に、32本の手の中に1本だけ何も持たない手があることを教えて下さいました。
   31本の手には様々の法具を持ち、それを使って人々の悩みを救ってくれるのですが、何も持たない1本の手は全ての悩みを受け入れてくれる手なのだそうで、他の31本の手と対等の働きをする手なのだそうです。

   阿弥陀如来様が来世の利益(極楽に導いて下さる・死後の安楽)をお世話して下さるのに対して、観音菩薩様は現世利益(げんせいりやく)を担当して下さいます。観音様にお願いすると、どんな悩み(七難、三毒、二求)も
解決して下さいます。・・・詳しくは「観音経」をご一読下さい。「観音経」の中に「念彼観音力(ネンピーカンノンリキ)」と言う言葉が何度も出てきます。この言葉に観音菩薩さんの持つ力の凄さを感じるのは私だけでしょうか・・・。

   ちなみに中尊寺のご本尊は阿弥陀如来様で、毛越寺のご本尊は薬師如来様(病気を治してくださる)です。

   中尊寺の千手観音様は観音院に居られたのです。現在は讃衛堂に居られます。

   最近、我が市に「観音堂」や「観音社」などという神社が多いことに気づきました。こうした神社はもともとは(明治初年の廃仏毀釈までは)観音様(仏様)をご本尊とするお寺であったのです。村の神社のご本尊は「観音様」という神社がたくさんあります。

   特に鉱山町には観音堂(社)が多いということは定説のようです。
   現世利益を願うには、やはり「観音様」ということなのでしょう。

 
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   平泉でたくさんの本を買ってきました。
   今年の「筑波会」は、おかあさんが担当で全国区からお客さんをお迎えします。その見学ヶ所の一つが「平泉」です。

   おかあさんに全面的に協力、そのためにまずは「平泉通」になろうと思っています