いつもこの所においで下さり感謝申し上げます。お気兼ねなくスルーしてください。
兄が千の風になった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/c2/872896b0d554284c2a7be8fae7148c68.jpg?1650426059)
2019年姉の葬儀に向かう道中
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/84/32d96b763643587365984a1dc3a2ff90.jpg?1650426059)
新潟の山にはまだ雪が残っていた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/45/25808e990fc52053b99aabc654203d2e.jpg?1650457576)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/c3/a51d7973fc7cc0a49e13bef3a7c247f0.jpg?1650457620)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/b0/4d066b9d21a6ec36f2a3856c19d51e69.jpg?1650457673)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/39/6c09d953dba518df4baac37486d31dc7.jpg?1650457674)
余命宣告よりも早く旅立った
76歳。
19日家族葬。
16日に、亡くなった兄とは、2019年4月に71歳で逝った姉の葬儀に一緒に駆けつけ、会ったのはそれっきりだった。
兄は商売上お酒へのアンテナの張りかたは鋭い。この葬儀に駆けつけながらも 道中 現地どこでも必ず試飲!?、私たちもご相伴する。
コロナがあって思うように会えないまま、年末に癌に罹患している事が判明したが、お見舞いも出来ず会えなくなった。
手の施しようがないと3月初めに退院。
本人の好きなように過ごさせて良いと。
兄は故郷の墓参りと、バンコクに住む孫に会うことを望んだ。
バンコクから帰国した息子に連れられて
墓参りを実現した。
この兄は両親の期待を受け法学部を出たが、
水商売の道を極め、さらには、日本食にも挑戦し新分野を開拓しその名を残す。
しかし
私はその知られている兄よりも、
好きな時に好きな国に行って、酒を浴びつつ放浪する無鉄砲さが気に入っている。
兄の家族にとっては
迷惑な飲兵衛でしかないようだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/c2/872896b0d554284c2a7be8fae7148c68.jpg?1650426059)
2019年姉の葬儀に向かう道中
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/84/32d96b763643587365984a1dc3a2ff90.jpg?1650426059)
新潟の山にはまだ雪が残っていた
この兄を見送った義姉は、ずっと兄に尽くしてきた。
どれだけ兄を愛していたのだろうか、計り知れない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/45/25808e990fc52053b99aabc654203d2e.jpg?1650457576)
兄の三人の子ども達の目には、
兄の楽天的自由さが我儘と映り、
懸命に支える義姉に代わって兄に意見をしていたと言う。
葬儀の日に兄の思い出が多く語られるうちに
ようやく兄を受け入れる事が出来たって。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/c3/a51d7973fc7cc0a49e13bef3a7c247f0.jpg?1650457620)
亡くなった兄は弟と兄弟二人で、
仕事を組んでいた。
亡くなった兄に向けて、
その弟の兄は
いっぱいいっぱいありがとうを繰り返していた。
その思いは届いているね。
ありがとうと言える兄
ありがとうと言われる兄
どちらもすごい。
コロナで家族だけの葬儀。
商売上 家族葬は許されないが、コロナでは仕方がない。
でも、そのおかげで、
お客様に心配りをする事なく、家族だけで一心に兄に想いを馳せる。
特に兄の子達には大事な時間だった。
納棺時、讃美歌を歌う。
みんなで 心を合わせて歌う。
兄さん、うんと 心をかけてくれた義姉が
寂しくないよう 風になってそばで見守ってね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/b0/4d066b9d21a6ec36f2a3856c19d51e69.jpg?1650457673)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/39/6c09d953dba518df4baac37486d31dc7.jpg?1650457674)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/95/f1be77c7359c32963e516fd6f64060b7.jpg?1650499941)
会うことが叶わなかったバンコクの孫。
千の風になれば、会いたい放題だね。
最後までお付き合い下され感謝申し上げます。
今時には珍しい大家族でしたので、葬儀の話はこれからなんべんも出てきそうです。
控えようかとも思いましたが、私の備忘録、やっぱり書いておきたくなりました。
お目汚しかと存じますが、これからもよろしくお願いいたします。