走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

世界にチャレンジする若者

2006年07月09日 23時35分32秒 | その他
 みなさん、「バイクトライアル」というスポーツ競技を知っていますか?
この競技は、自転車(通常「バイク」と言います。)でさまざまな障害物を自転車に乗ったまま、ピヨンピヨン飛び越えいくものです。
 そこで、みなさんに紹介したいのは、写真の人物です。宮岡 啓太(みやおか けいた)くん、22歳です。彼は、国内ランキング3位、松山市出身。わが郷土が誇るスポーツアスリートのひとりなのです。(http://www2s.biglobe.ne.jp/~hobby/)
 海外遠征では優勝実績もあり、その戦績も輝かしいものがあるのですが、残念なのは遠征費がないために、その多くをあきらめなければならないことです。
 話を直接させていただいたのですが、本当に好青年です。子どもたちを大変可愛がっていて、後進の指導にも時間の許す限り面倒をみており、現役を退いた後は後進の指導に当たりたいとしっかりとした夢を持っています。
 でも、お金がないことを障害に思っているようでもなく、本当にバイクが好きで、トライアルが好きだということが、強烈に伝わってきます。私が22歳のときと比べると、恥ずかしくなるくらい、彼は凛としています。
 そして、なによりも彼の子どものように輝くまなざしが、誰をも引き付ける魅力だと思います。
 何とか彼の夢である「世界一」をかなえさせてあげれるお手伝いができないものか。本市では、スポーツ振興でまちづくりを掲げております。しかし、団体スポーツには目がいきやすいのですが、個人競技で、ましてマイナーなスポーツ競技にはなかなかスポットが当たらない現実があります。(大きな組織とよく似ていますが)
こういったスポーツにスポットが当てられないものか。そこで、「宮岡啓太基金」みたいなものが創れないか模索しています。
彼の挑戦は困難なものかもしれない。でも、小さな身体で世界を目指し、挑戦し続けている。どうか、みなさん彼を応援してもらえませんか。
彼の生き方に触れることで、もう一度、自分の夢を持つこと、それにひたむきに取り組むことを思い起こしてはみませんか。