公民館主事という仕事は、地域の中で行政マンとして一人で現場に立ち、孤軍奮闘をしているというのが現実です。
その環境の中で、一番苦労するのは、やはり人間関係です。
それは、想像を絶する場合もあるようです。
公民館の現場は、人あしらいのうまい人や、人と話すのが好きな人には適するのですが、すべての職員がそうかというと、どちらかというと、そういう職員の方が圧倒的に少ない中で、彼等は日々、手探り状態の中で頑張っています。
また、本当に苦労をしています。
時には、悔しさや涙を流したいこともあるようです。
人は、それを人間修行だとか、一人前の職員になるための試練だ、と言う人もおられるようですが、そんなに簡単なものではないのです。
「そんな時、課長である私に相談をしにおいで。」と言っているのですが、さすがに来にくいようです。
このことは、私自身の責任だと思うのでありますが、少しづつ「課長、いいですか。」と声をかけてくれる職員が増え始めているのも事実であります。
でも、私のところに来る前に、本課の公民館担当の職員に相談するケースの方が多いのですが...。
担当職員も現場経験者ですから、私のように十聞かなくても、察しがつくようで、親身に相談に乗ってくれているようです。(このことには、本当に担当者たちに感謝しています。)
そんな時、ある公民館主事の人と話をしていたときのことです。
「今のままでは駄目です。」
「早く、(職場を)替えて下さい。」
じっと聞きながら、寂しくなりました。
確かに、努力しても変わらないのかもしれない。
そこで、こう切り出した。
「じゃあ、駄目は駄目でいいから、ではよくするにはどうしたらいいのか、そのチエをくれないか?
このままでは君は単に批評家で終わってしまいます。
まして、どうすべきかを語らずに異動で他課に替えて欲しいという。
これは何にもせずに、ただ敵前逃亡をするのと変わらないんじゃないか?」
彼は、黙ってしまった。
建設的な考え方をもたない限り、どこへ行っても、誰かのせいにしてしまう。
たった一人では何も変わらないと思う人は、多い。
でも、その多くの人が何もやらずにあきらめている場合が多い。
特に、頭のいい人ほど、この傾向が多く観られます。
いろいろとシュミレーションをし、消去法的に一つづつ自分でつぶしてしまい、だからできませんと言う場合が多い。
だめもとで、一歩踏み出す勇気をもち、「課長、やったけど、やっぱり駄目でした。」とすがすがしく居直る部下が、私は好きです。
その環境の中で、一番苦労するのは、やはり人間関係です。
それは、想像を絶する場合もあるようです。
公民館の現場は、人あしらいのうまい人や、人と話すのが好きな人には適するのですが、すべての職員がそうかというと、どちらかというと、そういう職員の方が圧倒的に少ない中で、彼等は日々、手探り状態の中で頑張っています。
また、本当に苦労をしています。
時には、悔しさや涙を流したいこともあるようです。
人は、それを人間修行だとか、一人前の職員になるための試練だ、と言う人もおられるようですが、そんなに簡単なものではないのです。
「そんな時、課長である私に相談をしにおいで。」と言っているのですが、さすがに来にくいようです。
このことは、私自身の責任だと思うのでありますが、少しづつ「課長、いいですか。」と声をかけてくれる職員が増え始めているのも事実であります。
でも、私のところに来る前に、本課の公民館担当の職員に相談するケースの方が多いのですが...。
担当職員も現場経験者ですから、私のように十聞かなくても、察しがつくようで、親身に相談に乗ってくれているようです。(このことには、本当に担当者たちに感謝しています。)
そんな時、ある公民館主事の人と話をしていたときのことです。
「今のままでは駄目です。」
「早く、(職場を)替えて下さい。」
じっと聞きながら、寂しくなりました。
確かに、努力しても変わらないのかもしれない。
そこで、こう切り出した。
「じゃあ、駄目は駄目でいいから、ではよくするにはどうしたらいいのか、そのチエをくれないか?
このままでは君は単に批評家で終わってしまいます。
まして、どうすべきかを語らずに異動で他課に替えて欲しいという。
これは何にもせずに、ただ敵前逃亡をするのと変わらないんじゃないか?」
彼は、黙ってしまった。
建設的な考え方をもたない限り、どこへ行っても、誰かのせいにしてしまう。
たった一人では何も変わらないと思う人は、多い。
でも、その多くの人が何もやらずにあきらめている場合が多い。
特に、頭のいい人ほど、この傾向が多く観られます。
いろいろとシュミレーションをし、消去法的に一つづつ自分でつぶしてしまい、だからできませんと言う場合が多い。
だめもとで、一歩踏み出す勇気をもち、「課長、やったけど、やっぱり駄目でした。」とすがすがしく居直る部下が、私は好きです。