走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

現場を愛するということ

2006年07月11日 23時38分01秒 | その他
 旧北条市である第8ブロックには、3月まで内勤をしていた二人の公民館主事がいます。表面的には、陰と陽を思わせる二人ですが、内にひめたる熱き思いは甲乙つけがたいものがあります。
 二人とも、この4月に現場を望みました。
 内心、新任の私を見捨てるのかという思いはありましたが、彼らの思いは、そんな次元の低いものではないということにすぐ気づきました。
このままでは現場がだめになる。自分たちの今まで思い続けた思いを現場でぶつけたい、という思いがひしひしと伝わってきたからであります。
 そこで、合併後、少しギスギスなり始めていた北条地域に、精鋭として彼らを送り込むこととしました。また、3カ月半ですが、彼らは十分すぎるくらい成果を出してくれています。
 彼らをして、改めて思うことは、現場に立ち、現場を愛し、現場から発想する、率先垂範タイプがいかに必要な人財であるかということであります。
 彼らの見えないところでの真摯な姿勢が、地域の人たちの心を動かすということをしっかりと見ておこうと思います。