走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

先憂後楽

2008年05月08日 21時00分33秒 | その他
 モチベーションが下がるかも

 今、ある仕事で公民館元気活力支援チームの皆さんに大変なご苦労をかけています。
日常業務にプラス・アルファの仕事なので、どうしても残業で対応するしかない状況であります。
しかし、出口のないトンネルに入ってしまった感のあるこの仕事は、どうも残業が常態化しつつあり始めたので、昨日の帰りがけにきついことを言ってしまいました。
内容は、次のとおりです。

「苦労をかけていることはわかっているし、こんなことを言ったら君たちのモチベーションは下がるかもしれないが、あえて言わせてもらう。残業はどこまでいってもイレギュラーなものだと思う。常態化すれば、これが当たり前になる可能性がある。私は、仕事をいかに短時間でこなすかを評価する。残業時間を短くするためには計画を立てて、メリハリをつけて仕事をするべきだ。」

 そう言い残して、帰宅した。
帰宅途中、言い過ぎたかなと後悔しました。
言ったことで、ヤル気をなくしたらどうすると自問自答した。(後悔するなら言わない方がいいのに...)

 そして、今朝、チーム全員が「課長いいですか?昨夜、仕事をしながら皆で今後どのようにしていくか話し合いましたので聞いてください。」
その説明は、論理的かつ理にかなっていました。
「なるほど、それでいいよ。速やかにやってください。ところで『先憂後楽』って言葉知ってるかい?」
全員「知りません。」
「早めに対応しておれば、後手に回らないで済むという意味です。先延ばしせずに早め、早めの対応をしていると、イレギュラーな仕事も残業しないでも済むかもしれない。そのことを心がけてください。」

 そう言いながら、頼もしい部下たちに感謝しました。