走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

立岩つつじ祭

2008年05月03日 22時12分44秒 | その他
北条立岩のつつじ祭

 今日は、立岩小学校で開催されていましたつつじ祭りを見に行ってきました。
このつつじ祭りを見に来るのも、はや三回目。
過疎化が進む中でチエと汗をかくことで元気度を高めている立岩公民館(http://www.matsuyama-people.jp/index_2.html)の年間事業の中でも代表的なものです。
 また今回、時間があったので立岩小学校の東側の斜面(かなりの急勾配)のつつじを上がって直接見させていただきました。
下から見るとそれほど大きいと思わなかったつつじも、近くで見るとかなり大きなものでした。
そして色とりどりのつつじが咲きほこり、良ければ時間のある方、ぜひ見に行っていただきたいと思います。
 さらに驚いたことは、下刈りがしっかりされていて、その管理状態に驚かされました。

 下に下りてから、そのことを松田公民館長にお聞きすると、「地元住民がボランティアでやってくれるおかげです。みんな、この祭を盛り上げようと、あの急斜面の草を子どもから年寄りまで出てきてくれて汗をかいてくれるんです。ありがたい限りです。」

 これをお聴きしていて、感じたことがあります。
地域の人たちに、毎年5月3日につつじ祭をするというわかりやすい目標を設定する。
そして、祭の時には、出て行ったものも含めて外の人をたくさん呼び込み、賑やかに(一部には農産物等を販売して少しでも利益も得ようという機会ももつ)やろうという目的。
そのためには、苦しいことも厭(いと)わずにみんなでがんばろうと草刈をすることで、連帯意識を強化していく。
本当に地域の互助機能を向上させるための模範手法ではないでしようか。
 
 これができるのは、松田公民館長が先頭に立ち、さまざまな公民館役員の人たちの協力があってのことであります。
関係者の皆様、心からお礼を申し上げます。

 そして、何よりも大北公民館主事、ご苦労様でした。

目的のあるリハビリ

2008年05月02日 23時18分35秒 | その他
 おかげさまで

 昨年、舌の手術をした母は、ずっと流動食しか食べれなくなっていました。
しかし、麺を短く切り、柔らかく煮ることでなんとか、うどんやラーメンを食べれるようになり始めました。

 本人は、食欲だけはあるようであれを食べたい、これが食べたいという欲望は尽きないようです。
しかし、いかんせんほとんどが食べれないのです。

 また、足の方は以前よりも悪くなっていました。
入院を含めて足の筋肉が落ちたせいでしょうか。
 そこで、ケアマネージャーさんやヘルパーさん、看護士さんと相談した結果、このままだと寝たきりになる可能性もあるので、温かくなり始めたので少し歩行訓練を始めましょうということになりました。
しかし、本人は嫌がるのです。
恐らく、面相が変わり人前に出たくないという気持ち(女性はいくつになっても、女性なのだということを改めて教えられました。)と、アップダウンのある屋外に恐怖心を抱いているせいかもしれません。

 何か、いい手はないかと思案していました。
 そこで、毎週、日曜日に食料品の買出しに小さなスーパーマーケット(大きなスーパーマーケットから始めると広すぎて疲れるからです。)に誘い出しました。

母は、食べることができない食材を丁寧に見ていきます。
元気な時と比べると何倍も時間をかけて見て回るのです。
この行為を酷だと思われるかもしれません。
でも、適度の刺激があり、本人が気づかないうちに適度の歩行訓練になっています。
しかも、スーパーのフロアーはフラットですから、躓(つまづ)く心配もありません。

 私は、以前、母と買い物をするのが苦手でした。
とにかく長いからです。
いつも最後は腹を立てていました。
今は、それ以上に何倍も長いのですが、まったく腹も立たなくなりました。
のんびりと、遠めに買い物をする母を見ています。
何か自分で持てない物を買いたい時には、キョロキョロと私を探します。
スーと近づいていき、欲しい物をかごに入れてやります。

 これが、毎週日曜日の母と私の決まりごとになっています。
そして、リハビリも自ら苦にせずにやれる方法が身の回りにたくさんあると、今回の母の病気をきっかけに考えるようになりました。