走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

笑顔を届けたい

2011年09月08日 21時42分33秒 | グルメ
 今日、知り合いから美味しいスイーツをいただいた。
これがなかなかのわざもので、一口食べて「ンーム」と頷いてしまった。

 商品名は「フルーツゼリーシスハナコ」。
岡山県倉敷市の(株)なかむらの商品。

 そこでホームページを叩くと次のような記事が出ていた。

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 ハナフルを目にするすべての人に好奇心と笑顔を届けていきたい。
 現在倉敷市に本社をおく(株)なかむらは全国への展開・製造販売するフルーツデザートのナチュラルカンパニーです。
 コンセプトは「自然素材主義」。
 健康・味・栄養価・和み・ヒーリング。
 お客様が何を望んでいるのか私達は常に好奇心を持ち、耳を傾け、形にしていきます。
 フルーツは世界各国の厳選されたおいしい素材を丁寧に加工。
 日本の四季を五感で感じられるキレイなフルーツをタイムリーにそしてリーズナブルに提供していきます。
 ハナフルはおいしさと共に、安全・健康・笑顔+価値を創造し提供していきます。
 ハナフルスタッフひとりひとりが好奇心を持ち、新しさを創造しクオリティの高い商品を形にしていきます。
商品を通して地域と、お客様と一緒に形にしていきたいと、スタッフ一同こころざしを持って今日も笑顔でスタートしています。

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 パッケージも素敵だが、その美味しさも洗練されている。
 その作り手の思いが出ている。
 松山の人は、三越デパートの地下で売ってます。

  

楽をしたいと考えている君へ

2011年09月07日 18時26分22秒 | 悩める君へシリーズ
 ある企業のオーナーから次のような話をお聞きした。

 先日、国の関連の事業の推薦をもらいに市役所にお願いに行ったというのである。
 事業の説明や有効性についてお話をしたところ担当者からは「預からさせてください」と言われたので、置いて帰ったというのである。
 県内の他の市町にもお願いしたところ、それぞれ温度差があり、病院や医師が減り続けている市町ほど理解があったということであった。

 ある市では、電話で説明したところ、関係資料と推薦状の様式をパソコンに送ってくれたらすぐに送り返しますと言われたそうだ。
その人は、内心「大丈夫かな」と思ったらしいが、送り返してくれた推薦状は感動するくらい充実した内容だったそうなのである。
そして、その迅速さは締め切りが迫っていたので大層うれしかったといわれていた。

 反面、ある市ではなしのつぶてでレスポンスが悪く、電話で問い合わせたところ、「うちでは必要性が認められないので推薦できません」ということもなげの回答であったと、立腹されていた。
その腹立ちを収めていただくために、「誠に申し訳ありません」と私が謝る始末。

 それでも、まだ腹の虫が収まらない様子で、
「なんなんですかねえ、別に悪い事業をしているわけではないんですよ。むしろ、子どもたちや子育てママにとっては有意義な事業なんです。行政が取り組んでいないから、私たちが立ち上がっただけなのに、必要性が認められないと一刀両断ですよ。とても、真剣に事業精査をしたとは思えない。社会的課題に行政の大きい小さいがあるとは思えない。とても仕事をヤル気があるとは思えない」と続く。

 内心、「そのとおり」とは思ったが、ただ「すみません」と謝るしかない。

 事例は異なるが、今、市民や市民活動をしている人たちから異口同音同じような声を耳にする機会が増えた。

 私たちの仕事は、私たちのためだけにしているのではない。

 市民のために仕事をしているのだ。

 そのことを理解して仕事をしているのか。

 有能な後輩たちだからこそ、声高にいいたい。

 君たちは、本当に市民を思い、市民のために仕事をしているのか。

 常に、市民にとって最良の道を探し続けているのか。

 自分が楽をしたいと、あまりにも考えすぎていないか。

 世の中、楽なんてありはしない。

 楽をした途端に、そのしっぺ返しは必ずやって来る。

 市民の声なき声が、私は怖いと思っている。

 上手くごまかせたと思った瞬間、君は既に市民から見限られていると思え!

 市民は、そんなに甘くない。

 楽を選びたいなら、行政という仕事をやめればいい...

 お願いです。決して楽な道を選ばないでください。

古着・廃食用油のリサイクル

2011年09月06日 18時23分15秒 | 地域情報/その他
 毎月来る「すぎな園/つくし園/児童デイ通信」を見ていて、その中の「すぎな園だより」の中に「古着回収開始」というタイトルが目に飛び込んできた。

 この事業は、7月から、ハートフルプラザ松山が松山市の助成を受けスタートした「古着・廃食用油の回収再資源化事業の一環で、この事業に「すぎな園」も古着の回収で参加しているという紹介記事だった。

 この事業を開始するにあたっては、障害福祉課のM君と環境部門のA君が熱き思いを持って形にしてくれた。
そして、なによりも生石公民館長の角田公民館長が理解を示し、スタートした。

 今では、他の公民館にも広がったばかりでなく、ホームセンターのダイキやスーパーなどにも広がっているという。

 記事の中に「この事業は、障がい者が新たに働く場を生み出し、工賃アップを目指すとともに、古着・廃食用油のリサイクルを通じCO2を削減する環境保全にもいい、新しい取組です。また、集まった古着や廃食用油は、回収後にリサイクル企業に運ばれ、リユース(再利用)、リサイクル(再資源化)されており、収集・運搬を障がい者が行うことで、障がい者の働く場が生まれています(一部訂正)」とある。

 本当に最初は環境NPOのKさんの熱き思いからスタートし、行政がそれをサポートすることでまさに地域社会システムとして構築し始めています。
困っている人を本当に支える形、持続性のある支援活動とは、こんな事業ではないでしょうか。

 がんばれ、チャレンジド!!



食べる 男のにんにく☆ペペロンチーノ

2011年09月05日 19時00分06秒 | グルメ
 先日娘に頼まれてスーパーに「食べるにんにく」を買いに行った時のことである。

 驚いたことに「食べるにんにく・・・」でいろいろな商品が出ていたのである。
「フ~ム、どれや」とつぶやいたものの、どれかわからない。
適当に何種類か買うことにした。
製造元を確認していくと、何と大手メーカーに混じって地元メーカーの商品があった。
しかも、地元味噌屋さん、「ギノー味噌」である。

 田中社長もがんばってるなあ...と思いながら、そのネーミングが食欲を誘ったので買い物カゴに、つい入れてしまった。
その名も「食べる 男のにんにく☆ペペロンチーノ」
パスタをゆでて、このラー油と絡めるだけでおいしそうなペペロンチーノが出来上がるような気がしたのである。

 そして、今日、ある組織の会報を見ていたら報告会開催の紹介が入っていてびっくりした。
この「食べる 男のにんにく☆ペペロンチーノ」のことがテーマに上がっていたのである。

 『地産地消』
  ~今、話題!男のにんにくペペロンチーノの開発秘話

 報告者を見ると義農味噌(株)代表取締役 田中正志、(株)マルブン代表取締役 真鍋明とある。

 マルブンといえば地元でもイタリア料理の老舗でその味には定評がある。
 まったく異なる業種がコラボか...
 これはおもしろい

 きっと、頼めばお取り寄せもできるはず...

 肝心の報告会は、

  とき:  9月20日(火)18:30~21:00

  ところ: ピュアフル松山

  参加費: 無料

 興味のある方はぜひご参加ください。

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自宅に販売先の連絡先がありましたので追記しておきます。

サークルK、グランフジなど

http://blog.goo.ne.jp/marubun3/e/b694a67f8f80e7fe7d54163e6a96c6eb
 


失敗を恐れる君へ

2011年09月04日 00時12分02秒 | 悩める君へシリーズ
 若い仲間たちと話していると、無防備な発言を聞く機会が多い。
そして、その発言に対して根拠を求めていくと簡単に行き詰まってしまう。
その発言のほとんどが思いつきの場合が多いためか...

 後で後悔する。
なぜなら、その友人たちにとって私はただの陰険なオヤジとしか映らないからだ。

でも、怯(ひる)むつもりはない。
なぜなら、ものごとを詰めていく時にどういった手順で考えていくかは、自分自身が身をもって体感しないと身につかないと思っているからだ。
 しかし、最近、この手法では若い人たちにはダメージが大きいということがわかってきた。
なぜなら、その若者たちは指摘されることを恐れて、危険を冒さなくなってくるからだ。
そして、危険を冒さなくなると、「楽だ」と気づく。
余計に危険を冒さなくなる。

 不思議なものである。
危険を冒さないということは、新たな喜びが絶対にこないということを引き換えにしていることに気づいていないからだ。
こういう時、自分の失敗談をいっぱい話すことにしている。

 失敗したから今の自分があるということをわかってもらうために。
私はスーパーマンでもヒーローでもない。
失敗ばかり続けているただのオヤジであることをわかって欲しい。

 だからといって同じ失敗をして欲しいと思っているのではない。
むしろ、そういう失敗をひとつでも多く事前にクリアできれば、もっと有効な行動が取れるはず。

 そして、失敗をしたからといって法治国家のわが国では命までとられることはない。
大切なことは、失敗しないことではなく、失敗を恐れて何もしなくなるということだ。


通訳の難しさ

2011年09月03日 00時19分42秒 | つぶやき
 最近、人から相談があるから来て欲しいと頼まれる。
 出かけていくと大概二人以上の人が居て、これから話す内容を聴いて意見を言って欲しいというのである。

 そして、話を聞いているうちに互いの話がかみ合っていないことに気づく。
 つまり、通訳をしろということである。
 しかも、日本語の...

 でも、これがなかなか難しい。
 なにしろ、最初は内容が見えない。
 そこで、内容が見えてくるまでひたすら聴くのである。

 そして次に、互いの利害がなんなのか、その本音をたどっていく。
 どちらか一方が損をする話はぜったいに成立しない。

 また通訳の仕方いかんでは、こちらの責任にされてしまうような可能性もある。
 
 この話は手ごわい...と思った瞬間から、可能性の話よりもリスクの話を始める。
 ネガティブな発言のようにとられるが、障害となりそうな部分を手元にあるノートに体系的に整理し始める。

 そして、そのリスクの回避の仕方について提案しながら、そのリスクを回避した後のたどり着く先をイメージしてもらう。
 その危険を冒してもその先にあるものが、汗をかく価値のあるものかを自らが検証してもらうのである。

 かなりややこしいこともあるが、大体はその時に全て解決する場合が多い。

 通訳が上手くいくと、心の中で「自分は天才や!」と自画自賛してしまう。
 
 そんな名通訳も、家族とのコミュニケーションがヘタなのである。トホホホ・・・

 

上司と反りがあわずに悩んでいる君へ

2011年09月02日 01時01分38秒 | 悩める君へシリーズ
 前にも書いたかもしれないが、人には器の大きさがあり、人それぞれでその大小があるような気がする。

 そして、人間関係で難しいのは、その器に大小があることだろう。
 何が言いたいかというと、大きな器には小さな器を収めることは可能だが、小さい器に大きな器を収めようとしても無理だということである。

 これが上司と部下の関係になるとややこしい話しになる。

 私は部下に見限られるタイプの上司なので、私より小さな器の部下を探すほうが難しい。
 かわいそうなのは、部下たちである。
 「この程度の上司」と早々に諦めていただき、次の異動まで我慢していただきたい。

 ただ一言いいたいのは、その憤懣やるせない思い(ガス)をためていては身体やメンタル的によくないということである。

 自分なりのガス抜きができないと、病気になってしまう。
 これだけ複雑かつ多岐におよぶ問題が発生する世の中で、ガス抜きができないと致命傷にまで発展する可能性もある。

 では、どうするか。

 上司の悪口を全部言ってしまえ!!

 ただし、身内や仕事と何のゆかりもない友人にである。

 そして、大声で笑え!!

 笑い転げて、苦しいくらい笑いまくるのである。

 そんなことはできないというなら、私みたいなやつと付き合えばいつでも笑わしてあげます(キッパリ)

 最後に悲しい現実を申し上げておきます。
 人の器は、広げることも大きくすることもできません...(残念!!)

屈辱感、飢餓感、孤独感

2011年09月01日 00時03分39秒 | 考え方
 最後の「出すぎた杭になるまでにはつらい日々が続きます。」という質問に対しては、

 エネルギー源となるのは「屈辱感」。
研究を始めたばかりのときは誰でも無名で誰にも相手にしてもらえなかった。
その悔しさを、「いつか見ていろ」という前に進むエネルギーに変換する。
屈辱感を胸にため、人よりも何倍も努力するエネルギーにする。

 次に「飢餓感」。
 シベリアの強制収容所で地獄を見た私の父は、魚を骨以外、目玉も内臓も全部食べる。
目の前の食べ物が食べられるかどうか0.5秒で見極め、次の0.5秒で食らいついている。
研究者にも、目の前の面白い素材やアイデアに即、食らいつく飢餓感が欠かせない。

 最後は「孤独感」。
 真にクリエーティブなことをやると周りに理解してもらえない。
論文も通らず、研究資金も来なくなり、厳しい孤独感を経験する。
それでも、そういう状況に行き着くことを目標とすべきだ。

 石井氏が取り組まれていることが時流の最先端を行っているというよりも、時流をつくっているということが理解できた。
そして、そこまでに行きくつくためには、目に見えないたゆまない努力や自己研鑽、そして強い精神力をもち前進していることがわかる。

 私もがんばらなくっちゃ...