自己満足

~ 久我山ラグビー応援中 ~
とか、日々のあれこれ。

就活中の後輩達へ

2013-04-17 22:16:38 | 日記・エッセイ・コラム

 昔、企業が運動選手をこぞって採用していましたが、なぜだか考えたことがありますか?

チームを強くするためというのは一時的なことで、選手で活躍するのは初めの数年だけです。採用するのは会社を伸ばしていくためと考えたとき、なぜ運動選手だったのでしょう?<o:p></o:p>

ほとんどの競技は「馬鹿でもできるが、馬鹿では勝てない」ということになっています。

企業側も、必要なのは会社を伸ばしていくために役立つ運動選手ということを理解していないと、勝てない方の運動選手を間違って採用しちゃうことがあるのです(俺か?)。<o:p></o:p>

外れの方の運動選手でも、周りが賢く「馬鹿と挟みは使いよう」で上手に使えばよいのですが・・

一流と言われるような企業に二流三流のスポーツ選手が入社して、定年を迎えられるのは、運動部以外の一般社員が超一流だということですね。どっちも二流だと負のスパイラルです。実際、チームにも会社にも貢献できず、定年を迎えたり、途中で去って行ったりというのも多いと思います。

良い運動選手は、きちんと準備して事に当たります。

仕事を進めるとき、壁にぶつかったとき、自分がやってきた競技に関連付けて解決していきます。より高い目標を掲げて、クリアしようと努力し、周囲とのシナジーを形成して達成していきます。仲間と自分の責任と役割分担をきちんと認識し、余力が出れば支援に回ります

なにより、否定されても、叱られても、「へこたれないでやり遂げる」ことの大切さを知っています。

企業が求めているのは、上下関係に従順で、指示待ちの体育会系の特殊な経験ではなく、バランス感覚があり、好奇心旺盛で、機能するチームをよく理解して、物事をきちんと成し遂げる社員です。

会社選びは、先輩たちがどんな風に仕事をし、どのように会社に貢献しているのか?

その環境に入った時、自分はどうなりたいのか? 会社は自分の何に期待しているのか? というようなことを考えてみてほしいと思います。

会社に入ってから思いのほか伸びる人もいます。会社が社会に適応できず、悲しいことになる場合もあります。いろんなことが起こりますが、上で述べた「良い運動選手」であれば、仕事にあぶれることなく進んでいけます。

仕事を通して社会に貢献+きちんと納税し、自分と家族を幸せにする。

そんなイメージが描けるような企業選びであって欲しいです。


最新の画像もっと見る