父ちゃんのお茶飲み話 銀河漂流ヤマト

ママが録画しておいてくれる「宇宙戦艦ヤマト」を、毎週家族そろって文句言いながら観てます。

作ってくれた人に言わせれば、「文句があるなら観るな！」ってなモンでしょうが、そういう訳にもいきません。

なぜかと言うと、出てくるメカ（戦艦、戦闘機は勿論の事、椅子１つ、ドア１枚まで）が小便チビっちゃうほどかっこよく、それらが動き回るのを観てるだけでじゅうぶん楽しいからです（ま、椅子は動き回らないよ、ドアは開いたり閉じたりするだけだし…）。

じゃあなんで文句があるのかと言いますと、出てくる人物が駄目！

この船には男が乗ってません！！

どいつもこいつもリカちゃん人形みたい。

で、そのリカちゃんの仲間達が、５歳くらいの子供みたいな話しをこじらせて喧嘩したり、あっさり詫びて仲直りしたり、怒られるのがわかってんのに勝手なコトしてやっぱり怒られたり、とにかく馬鹿。

バカダ大学のサークル活動みたいな雰囲気の「宇宙戦艦ヤマト」。
あぶなっかしくて目が離せません。



まあ、只で観せて貰ってて文句ばっかり言ってるのも野暮な話ですし、テレビアニメと言えば「機動戦士ガンダム」でほぼ卒業して、「エヴァンゲリオン」はビデオで観たけど、なんだかいまひとつで、後は、子供のおつきあいで「おじゃるまる」とか「妖怪ウォッチ」をほんの少し見た事がある程度のおやじさんにナニがわかるんだ！ってなもんですが、そのへんは棚に上げて言わせてもらいますけど、


要するに、このヤマトは「うすっぺら」だと感じます。

一年中アニメばっかり観てる人が、二日か三日で考えたお話しみたいで、満足感がありません。

映画、小説、実話、自分の身の回り、ありとあらゆるところにドラマは転がっているのに、ここにだけは何もありません。

ただかっこいい乗り物が飛んでるだけ…（あと椅子があったり、ドアが開いたり閉じたり…)。

今度作る時は、きちんと人生経験を積んだ人の意見も取り入れてください。

お願いします。