父ちゃんのコレクション 「マグマライザー」

これは、「ウルトラセブン」に出て来る秘密兵器、

地底戦車「マグマライザー」です。

ゼンマイで走るし、ミサイルも撃てます。

地底に潜る乗り物と言えば、

「轟天号」とか「ジェットモグラ」とか、有名なのが幾つかありますが、

ドリルで開ける穴の直径より大きな本体では潜れませんから、

どちらも、鉛筆のような形にならざるをえません。

その点、

「マグマライザー」のフォルムは異質ですが、映像からは、

岩を広範囲に突き崩して進む、という仕組みでデザイン

されているのであろうことが見て取れます。

下の動画は、「ウルトラセブン」の最終回の一部です。

侵略宇宙人による世界各国主要都市への大規模攻撃を阻止すべく、

爆薬満載、無人の状態で地下空洞を突き進むマグマライザーの、

悲しくも勇ましい姿に震えてください。

ウルトラセブンとシューマンのピアノ協奏曲イ短調 

父ちゃんは、これの本物があったら、今住んでいる群馬の実家から、

海までまっすぐのトンネルを作りたいんですよね。

地下道に高速バスを走らせる計画です。

群馬の人は、あんまり海見たことがないですからね。

ばあちゃんや、ばあちゃんの友達や、

近所の人たちなんかそらもうみんな大喜びですよ。

「ヤッホー」っつって、窓から顔出してもいいの、

父ちゃんのバスしか走ってないんだから。

びゅんびゅん後ろに飛んでいくオレンジ色の灯りを

数え飽きたころにはもう海だよ。　　

空想の海でみんなに感謝されながら、マグマライザーの写真を撮ってたら、

うちの庭に、キザな車が入って来ました。　

ばあちゃんに琵琶を届けに来た妹です。

「忙しそうだねぇ、　たいへんそうだ、まったく」って、嫌み言われましたよ。

ㇺかッ‼　　　みんなで海に行く日が来てもおめえは留守番だ。

認知症テスト 後編

父ちゃんは、若い時から、頭をぶつけたときなど、

脳のダメージを図る方法として、

テレビ番組のナレーションをつぶやくという方法を

採用していました。

「隠密同心心得の条、我が命我がものと思わず

～死して屍拾う者無し」とか、

「たった一つの命を捨てて

～キャシャーンがやらねば誰がやる」とか、そういうやつです。

タンコブかかえてうずくまりながら、ぶつぶつ言ってる時点で

ダメージだらけに見えるでしょうが、本人としては、

「ああ全部言えた、傷は浅いぞ」という事で一安心なんです。

ところが、お風呂の中で、認知症テストのつもりでそらんじ始めたら、

「光あるところに影がある～」で始まる「サスケ」が言えない……。

寒気がしましたね。（おふろがぬるかったんじゃないよ）

老いは確実に父ちゃんの脳をむしばんでいるようです……。

つーか、言えたとしても、やっぱりむしばまれてはいますけども。

サスケ(OP・フル・オリジナル) 朝日ソノラマソノシート 

「サスケ」の歌は、いろんなレコード会社からいくつかの

バージョンが売り出されてるんだそうですが、これが

オリジナルなのだそうです。

個人的には、二番の歌詞、

♪一人のサスケが二人のサスケに♪　の続きが、

♪三人四人、五人！八億‼♪　になってるバージョンが好きです。

認知症テスト 前編

父ちゃんは、買い物に出かけても、たいてい何かしら

買い忘れて帰って来ます。

今日は、妹に頼まれて、市役所に行くことになってたので、

ついでに買い物を済ませてしまおうと思い、

念のため買い物リストを作りました。

スーパーと薬局とホームセンターをまわって、

ほぼ忘れ物なし（実は電池を買い忘れたんですが、

リストに書き忘れてたので、しょーがない）で、帰宅。

やればできるじゃないか、と喜んでましたが、

肝心の市役所を忘れてたことに先ほど気づきました。

真面目な話、認知症の恐れがあるんじゃないかと

不安になってきています。

じいちゃんの庭 の続き

じいちゃんが生きてた時、ずっと面倒を見続けてた庭を、

今は父ちゃんがいじくりまわして、草をむしったり、

伸びすぎてた植木の枝をちょん切ったりしてみています。

育ち過ぎの木をまるごと引っこ抜いたり、

新しく小さい花を植えてみたりもしてますが、

もし、じいちゃんが見たらどう思うか心配です。

で、ちょっと気乗りしないままやってたんですが、

昨日、庭の隅の草をひっかいてたら、

土の中から小銭が出てきました。

二百六十円も！！

じいちゃんが喜んで、お駄賃をくれたんだと思うことにしました。

　　　

お題 「紫陽花」

なんて読むんですか。

父ちゃんのコレクション 「ウルトラホーク」

これは、「ウルトラセブン」に出て来る地球防衛軍の秘密兵器、

「ウルトラホーク1号」と「3号」のおもちゃです。

週末のおもちゃ自慢が恒例行事みたいになってきてますね。

古いおもちゃなんかまったく興味ないって人には申し訳ないですけど、

なんとかこの素晴らしさを伝えられるように書きますから、

頑張ってついてきてくださいね。

↓これが、ウルトラホーク1号の発進シーンです。　

　

【HD】ウルトラホーク1号発進シークエンス / ウルトラセブン（1967）第06話 「ダーク・ゾーン」＆ 第10話 「怪しい隣人」より【HD】 

かっこよかったでしょ？　　　

映像以上にかっこいい絵がついてるので、箱も大事にとってあります。

ゼンマイを巻くと勢いよく走ります。

（箱が走るんじゃないんですよ、わかりますよね？）

父ちゃんが高校生の時、バイク好きの同級生が、寂れた観光地の

おみやげ屋さんに売れ残ってた「3号」を買って来てくれました。

校内で渡されたので、さっそくゼンマイを巻いて走らせたんですけど、

お店の棚で埃をかぶってたおもちゃは、作られてから10年くらい

ほったらかされてたせいか、ゼンマイが軋んだ様な凄い音を出したんですよ。

ジュギィィィィィィィンて！

もうね、学校の長い廊下をね、嬉しそうに走りました。

まるで本物の「ウルトラホーク3号」！

離陸するかとさえ思えましたね。

それで翌週、そのおみやげ屋さんに連れてってもらって発見したのが

「ウルトラホーク1号」と、その他いろいろ紙袋二つ分の売れ残りです。

父ちゃんは、狂喜乱舞！　

帰りの電車の中での大騒ぎは、想像に難くありませんが、おぼえてないんですよね。

人の脳は、都合の悪いことを忘れる仕組みになってるみたいですから、

ナニかやらかしたのかもしれません。

電車の通路も長いですからね……、ちょっと不安になります。

帰宅した父ちゃんは、この「ウルトラホーク１号」が飛んでるところを

見たくてどーしょもなくなって、

部屋に布団をいっぱい敷いて放り投げちゃったんですよね、

脚の部品が折れちゃいました。

ショックでしたね。

ま、脚が折れたこともショックだったけど、今冷静に考えると、

興奮すると、必ずおかしなコトをしでかしちゃう自分自身がショッキング。

免許返納

車を運転中のおじいさんが、

カーラジオから流れる、

国道を逆走している車がある事に注意を呼び掛ける

臨時ニュースを聞いて、言いました。

「そんなん珍しくもない、

どいつもこいつもみんな逆走しとる。」

という、不謹慎な笑い話を最近仕入れました。

父ちゃんは最近、いずれ訪れるであろう

自動車運転免許返納後の暮らしに備え、

足腰を鍛えるべく散歩に励んでおります。

お題 「今日の献立」

今日は雨でちょっと寒いので、けんちん汁を作ります。

東京のママとみんみの家の分も作って送ってあげよう

と思ったので、具をどっさり切って用意したところですが、

大きい鍋が見つかりません。

二回に分けて作るのは面倒くさいし、鍋を買いに行くのは

面倒な上にお金もかかるし、そんな手間暇かけて

無駄な買い物するくらいなら

明日の朝早くママの家まで作りに行った方が気が楽だ。

いやいや、それだとせっかく買って来たジップロックが無駄になる。

とゆーか、切った野菜とこんにゃくをどっさり袋詰めして

特急電車で持ち運ぶのってどーよ？

職務質問されて、「大きな鍋がみつからなかったんですぅ」

って言ったら、署までご同行願われちゃうんじゃないかな？

ああーどうしよ！

……っていう、面倒なブログを書いてる暇があるなら鍋探せよ。

お題 「愛犬の思い出を教えてください」 ２

父ちゃんが小学生の頃、少年ジャンプに「ばかやろ！ゴン」

という読み切りの漫画が掲載された事がありました。

飯森 広一さんという、動物の漫画が得意だった人の

作品で、画家志望の少年と、彼の愛犬ゴンの物語なんですが、

これがもう、本当に泣けて泣けて……。

どんなお話だったかよく思い出せないんですけど、

たしか両親を早くに失くし、貧しい暮らしをしている少年が、

ある日、育て親のおじいちゃんにスケッチブックをねだるんですね。

すると、おじいちゃんが、

「スケベエッチブック？いかんいかん」て言うんですよ。

父ちゃんがきちんと覚えてるのはそこだけで、

なんであんなに泣いちゃってたのかはさっぱり思い出せません。

情けなくて、また泣けてきました。

お題 「虫の日」

6月4日は、６（ム）と４（シ）で「ムシの日」。

 

そうゆーの誰が決めてるん？

なんかテキト～な思いつきっぽくて嫌ですね。

 

たとえば、

ムシの日には、縁起のいい方角を向いて

蒸しようかんを丸ごと一本食べることにする！

とか、まあ　なんでもいいんですけど、

とにかくもうちょっと細かい所にも気を配って、

世界的なイベントに育ててやろう！

ってくらいの気概がほしいものです。

 

 

あ、　世界的には、６と４が「ム」と「シ」じゃないね。

　　

 

 テ～キト～な思い付きで書いちゃいました、すみません。