会社から指示された勤務先は学校の警備の仕事でした。私といっしょに採用された方のうち、私と私より多少年齢の高い人がそこでの勤務につくことになりました。実際に勤務する時は、二人のうち一名だけが勤務することになります。
会社としても、その学校での警備の仕事は初めてとのことでした。任務としては、一日のスケジュールが決められており、それに従って正門での立哨や学校内外の巡回、そして学生が帰宅し始めた頃からの施錠と、空いたままの窓の戸締りや照明の消し忘れの消灯などを行うことでした。とくに施錠は施錠する場所もかなり多いので、本番の勤務が始まる前に数回、会社の経験者から教えてもらいながら施錠をしました。
そんなわけで実際に勤務が始まりました。立哨や巡回は決められた時間に行えばよいので、たいしたことはありません。やはり施錠は慣れるまでに数回かかりました。後から閉め別れはないかなとか思ったものです。施錠は学生がまずいなくなる校舎から始めまして、部活動など行うところはその終了時刻にあわせて施錠していきます。また、先生の研究室は何時から施錠をしてくれとか指定がありましたし、職員のいる部屋は残業が終わるまで施錠できません。で、全部施錠して照明も消して戸締りし、機械警備に切り替えるためセンターに電話連絡し、最後に正門に鍵をかけて帰ります。ひとり勤務なので、先輩の警備員やらから何か言われるわけでもなく、その点では気楽でした。
私が帰った後は、誰も学校にはいないのですが、異常があってセンサーが作動したりしたら、夜間巡回している警備員が確認に飛んでくるのだと思います。それから、私は施錠する係りですが、開錠はその夜間巡回している警備員が開錠してまわります。そして私が出勤してきて引継ぎをして交代というわけです。数回、引継ぎのときに電気の消し忘れを指摘されたりしました。
この学校での勤務時間は8時間なのですが、休み時間が多くて拘束時間は長いという割のよくない業務でした。また、この学校に警備員が私を含めて二人が配置されましたので、最初の一ヶ月は一日交代で勤務しました。ただ、そうするとひと月30日として15日しか勤務できないので、ただでさえ安い給料がさらにもらえないということになります。そんなわけで、会社側の都合もあったのでしょうが、私には別の施設の警備も掛け持ちで行うようにとの指示がありました。
掛け持ちしたもうひとつの施設については、次回、書きましょう。
会社としても、その学校での警備の仕事は初めてとのことでした。任務としては、一日のスケジュールが決められており、それに従って正門での立哨や学校内外の巡回、そして学生が帰宅し始めた頃からの施錠と、空いたままの窓の戸締りや照明の消し忘れの消灯などを行うことでした。とくに施錠は施錠する場所もかなり多いので、本番の勤務が始まる前に数回、会社の経験者から教えてもらいながら施錠をしました。
そんなわけで実際に勤務が始まりました。立哨や巡回は決められた時間に行えばよいので、たいしたことはありません。やはり施錠は慣れるまでに数回かかりました。後から閉め別れはないかなとか思ったものです。施錠は学生がまずいなくなる校舎から始めまして、部活動など行うところはその終了時刻にあわせて施錠していきます。また、先生の研究室は何時から施錠をしてくれとか指定がありましたし、職員のいる部屋は残業が終わるまで施錠できません。で、全部施錠して照明も消して戸締りし、機械警備に切り替えるためセンターに電話連絡し、最後に正門に鍵をかけて帰ります。ひとり勤務なので、先輩の警備員やらから何か言われるわけでもなく、その点では気楽でした。
私が帰った後は、誰も学校にはいないのですが、異常があってセンサーが作動したりしたら、夜間巡回している警備員が確認に飛んでくるのだと思います。それから、私は施錠する係りですが、開錠はその夜間巡回している警備員が開錠してまわります。そして私が出勤してきて引継ぎをして交代というわけです。数回、引継ぎのときに電気の消し忘れを指摘されたりしました。
この学校での勤務時間は8時間なのですが、休み時間が多くて拘束時間は長いという割のよくない業務でした。また、この学校に警備員が私を含めて二人が配置されましたので、最初の一ヶ月は一日交代で勤務しました。ただ、そうするとひと月30日として15日しか勤務できないので、ただでさえ安い給料がさらにもらえないということになります。そんなわけで、会社側の都合もあったのでしょうが、私には別の施設の警備も掛け持ちで行うようにとの指示がありました。
掛け持ちしたもうひとつの施設については、次回、書きましょう。