私は昔勤めていた会社の労働組合の役員をやっていたことがあります。私共の労働組合の上部団体である産別は連合に加盟していました。連合は民進党の最大の支持団体です。ですから、連合加盟の組合の出身の議員がたくさんいます。私どもが加盟していた産別からも参議院の比例区に議員を出していました。
民間の労働組合はユニオンショップの組合が多いのですが、ユニオンショップとは管理職や企画、人事、経理、総務といった一部の人を除いて正社員は必ず労働組合の組合員になることを会社と協定しているものです。つまり個人の政治信条とは関係なく強制的に組合員になります。ですから、実家が自民党の支持団体だったり、創価学会も結構多い。それに共産党員もいたりします。
ところが選挙となると産別は組合員は産別が擁立する候補者を無条件で支持するものとの前提に立ちます。これがまずおかしいのですが。そして組合員に対して何人だったかは忘れてしまいましたが、親兄弟やら親戚、友人などを紹介するカードというものを提出させます。そこには住所、氏名、電話番号など書くようになっています。この紹介カードの前提は、紹介する人に参院選に民進党からペケペケさんが立候補するのでよろしくとの電話があるかもしれませんと断りをいれるのが前提となっております。
産別は各組合に何枚紹介カードを提出せよと指示してくるのですが、個人の政治身上は色々ですから民進党を支持していない人もいます。ですから組合員に紹介カードの記入をお願いしてもなかなか集まりません。そこで仕方がないので、組合役員が年賀状を出す人などからひとりで50人くらい紹介カートを書いて産別に提出します。
すると産別では紹介カードを都道府県別に仕分けして、都道府県にある地域組織に紹介カードを落として、その地区にある組合にさらに割り当てて、紹介カードをもとに電話をかけろということになります。私のいた組合は規模も大きくないので大量の紹介カードが配分されたわけではありませんが、大きな規模の組合だと組合役員総出で電話をかけていたようです。
まあ、大変な手間と時間をかけた割には、比例区の選挙で個人名を書いてもらうというのはなかなか大変なことでして、結果、当選したけれどもえらく票数が少ないじゃないかと問題になったようでありました。
今頃、私のいた組合でも大騒ぎしているかもしれません。
民間の労働組合はユニオンショップの組合が多いのですが、ユニオンショップとは管理職や企画、人事、経理、総務といった一部の人を除いて正社員は必ず労働組合の組合員になることを会社と協定しているものです。つまり個人の政治信条とは関係なく強制的に組合員になります。ですから、実家が自民党の支持団体だったり、創価学会も結構多い。それに共産党員もいたりします。
ところが選挙となると産別は組合員は産別が擁立する候補者を無条件で支持するものとの前提に立ちます。これがまずおかしいのですが。そして組合員に対して何人だったかは忘れてしまいましたが、親兄弟やら親戚、友人などを紹介するカードというものを提出させます。そこには住所、氏名、電話番号など書くようになっています。この紹介カードの前提は、紹介する人に参院選に民進党からペケペケさんが立候補するのでよろしくとの電話があるかもしれませんと断りをいれるのが前提となっております。
産別は各組合に何枚紹介カードを提出せよと指示してくるのですが、個人の政治身上は色々ですから民進党を支持していない人もいます。ですから組合員に紹介カードの記入をお願いしてもなかなか集まりません。そこで仕方がないので、組合役員が年賀状を出す人などからひとりで50人くらい紹介カートを書いて産別に提出します。
すると産別では紹介カードを都道府県別に仕分けして、都道府県にある地域組織に紹介カードを落として、その地区にある組合にさらに割り当てて、紹介カードをもとに電話をかけろということになります。私のいた組合は規模も大きくないので大量の紹介カードが配分されたわけではありませんが、大きな規模の組合だと組合役員総出で電話をかけていたようです。
まあ、大変な手間と時間をかけた割には、比例区の選挙で個人名を書いてもらうというのはなかなか大変なことでして、結果、当選したけれどもえらく票数が少ないじゃないかと問題になったようでありました。
今頃、私のいた組合でも大騒ぎしているかもしれません。