ブラック企業が一般的な言葉になってしばらくたちます。世の中の企業はブラック企業と言われないように、サービス残業とか長時間残業などをなくすように努めていると思います。ただ、仕事の仕方が変わらず、人員も増えないならば、結局のところ根本的に何も改善されているわけではないわけで、帰るように言われて帰っても仕事はそのまま残っているってことになます。
そうすると、家に仕事を持ち帰ってやろうとしたり、帰りの途中にファミレスあたりで仕事の続きをしたりという風呂敷残業をするのようになるだろうと思います。
私が以前勤めていた会社は、防衛関係の売り上げが大きな会社でしたので、工数を下げたら下げただけもうかるという業界ではなく、工数を下げて業務が完了したらその分を売り上げから差し引かれてしまうので、予定した工数に限りなく近づけることが求められるという一般企業とは違う体質を持っていました。
ですから残業したら残業たぶんの工数をきちんと工数票に残すことが必要でした。ですから、工場での技術部門や製造、検査部門でのサービス残業というのはほとんどない企業でした。ただ、営業は直出直帰もあり時間管理が不明朗なところはありました。
そんなわけで、サービス残業の問題はほとんどなかったのですが、その分会社の利益がでなくて業績的には厳しいという状態にありました。経営の失敗も当然あるのですが、サービス残業をしないと会社の利益が出ないというのは、なんのために会社があるのかわからないという感じがしています。
そうすると、家に仕事を持ち帰ってやろうとしたり、帰りの途中にファミレスあたりで仕事の続きをしたりという風呂敷残業をするのようになるだろうと思います。
私が以前勤めていた会社は、防衛関係の売り上げが大きな会社でしたので、工数を下げたら下げただけもうかるという業界ではなく、工数を下げて業務が完了したらその分を売り上げから差し引かれてしまうので、予定した工数に限りなく近づけることが求められるという一般企業とは違う体質を持っていました。
ですから残業したら残業たぶんの工数をきちんと工数票に残すことが必要でした。ですから、工場での技術部門や製造、検査部門でのサービス残業というのはほとんどない企業でした。ただ、営業は直出直帰もあり時間管理が不明朗なところはありました。
そんなわけで、サービス残業の問題はほとんどなかったのですが、その分会社の利益がでなくて業績的には厳しいという状態にありました。経営の失敗も当然あるのですが、サービス残業をしないと会社の利益が出ないというのは、なんのために会社があるのかわからないという感じがしています。