トーネードの無職生活

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3ヶ所目の介護施設に勤務してみたが

2014-02-28 09:26:15 | 日記
 研修を終え入居者の方がだんだんと入居してきます。介護度はさまざまで、ほぼ自立している人から、車椅子の人、片側半身マヒで食事以外の時間はベットで横になっている人、認知症の人など色々です。排泄も、自分でトイレに行くことができる人から、トイレでの介助の必要な人、おむつの人など。

 入居者がひとつに集まるのは食事の時で、自分で歩ける人は声かけですみますが、車椅子の人は自分で車椅子に座ることの出来る人は自分で車椅子に座っていただき、食事の場所に案内します。寝たきりで自分で車椅子に座ることの出来ない方は車椅子への移乗、トランス、をおこないます。

 それぞれの方に合わせた食事が運ばれてきますので、それを各人に配膳します。名札がのっているので、間違えることはありません。普通の食事の方もいれば、細かく刻んである方、ミキサーにかけてドロドロになっている方など入居者の状態に合わせて調理されてきます。

 あと、基本のメニューは決まっているのですが、人それぞれ好き嫌いがあります。魚が苦手とか。調理もその人の好き嫌いにあわせて苦手なものがない食事が用意されます。それから自分で食事をとることのできる方には介助の必要ありませんが、自分で食事をとることの出来ない方には食事の介助を行います。

 食事を食べ終えると、薬を飲まれる方が多いので、それぞれの方に指定された薬を配って飲んでいただきます。何種類もの薬がある場合が多いのですが、各人ごとに一まとめになって袋に入っていて、袋をやぶって薬をだせばそのまま飲んでいただけます。薬は一日分を看護士の方が各ユニットごとに配布してくれます。

 排泄の介助もひとそれぞれで、自分でトイレに行くことができて見守りの必要のない人から、車椅子から便器へ移るのに介助の必要な人もいます。寝たきりの人はおむつをしているので、一日にだいたい時間を決めて定期的におむつの状態をみます。おしっこをした場合とか、排便した場合とかはおむつとセットにしたパッドを交換して、タオルで拭いて清潔な状態にします。

 入浴は週2~3回程度で、この施設では大風呂はありませんでしたが、寝たきりでない方は一人づつお風呂に入っていただき入浴の介助をします。寝たきりの方は、専用の入浴の器械がありますので、それを利用して入浴していただきます。

 夜勤では、遅番の職員が仕事を終えて帰ると、一人で隣のユニットの入居者ふくめて面倒をみることになります。定期的に部屋を巡回して異常がないか確認するほか、パジャマへの着替えも行います。寝たきりの方にはベットに寝る前、車椅子に座っている状態でまずパジャマの上着に着替えて、ベットにトランスを行います。そしておむつの状態を確認するときに、パジャマのスボンに着替えます。同様に、朝の着替えは、おむつの状態を見るときにズボンを着替え、車椅子にトランスした後、上着を着替えます。

 あと、週一回、シーツとか枕カバーなどを交換します。慣れないうちはベットメイキングに結構時間をとられますが、慣れればたいしたことではありません。

 私の場合、夜勤も初めてだったので、経験者の指導をうけながら二人で夜勤を経験しました。そんなことで、ここでの勤務で介護施設での一日の勤務の基本を覚えました。が、勤務していくうちに、うつ病の影響がすこしづつ出てきて、体調はそう悪くはないのですが、精神的に疲れてきてしまい、だんだんといやになってきました。せっかく仕事を覚えたところで2ヶ月ほどで退職したのでした。



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