トーネードの無職生活

無職生活で日常どのように過ごしいてるのか?
ウォーシミュレイションゲーム
日ごろ思ったことを書いていきます。

「ヒトラーの元帥マンシュタイン」の下巻の続きを読む

2017-02-07 04:03:49 | 日記
 5日の夜、午後11時に寝たところ、なんと目が覚めたのは翌日6日の午後4時でした。いったい何時間寝ていたのだろう。あまりにも長時間寝てしまったので、今晩は寝ずにもっぱら読書をしていたのでした。

 ということで、「ヒトラーの元帥マンシュタイン」の下巻の続きを読んでいました。ちょうどクルスク戦からソビエト軍の攻勢に伴う退却戦そして司令官を解任され、その後役職につくことなくドイツは降伏し連合軍に拘束されるところまで読みました。

 クルスク戦はドイツ軍が主導権を握って攻勢をかけた最後の戦いでした。しかし作戦を開始するまでに何度も延期したりしたこともあってぞビエト軍が守りを固めてしまい、多数のソビエト軍戦車を撃破したもののドイツ軍の装甲兵力をすりつぶす結果となり、その後は十分な装甲兵力を投入したり予備兵力をもつことができませんでした。

 フォン・マンシュタイン元帥は部隊を後退させて前線を縮小して予備兵力を持つことにより、ソビエト軍が戦線を突破してきてもその軍勢を予備兵力で粉砕することを望みますが、ヒトラーは占領している土地を明け渡して部隊を後退させることを許さなかったために予備兵力を作り出すことができませんでした。

 その結果、前線に張り付けた部隊は突破されて包囲されそうになり、フェン・マンシュタイン元帥はやむなく撤退させることの承認をヒトラーから取り付けるということを繰り返すこととなります。そのためヒトラーからは後退ばかりしている司令官ときめつけられ、最後、フォン・マンシュタイン元帥を司令官から解任することとなりました。

 しかし、どの元帥が司令官であったとしてもヒトラーが望むように戦線を維持することはできなかったでしょう。フォン・マンシュタイン元帥だったからこそ戦線が崩壊させずにすこしづつ後退していくことができたと言えるでしょう。例えば中央軍集団はソビエト軍のバグラチオン作戦で一気に戦線が崩壊してしまい、守る部隊がどこにもいないなんて事態になってしまいました。

 これから読むのは戦後のフォン・マンシュタインについてとなります。ヘージをパラパラめくるとニュールンベルク裁判にかけられて捕らわれの身となったようです。これらのことについては全く知識がないので、どのように裁判で戦ったのか興味があるところです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿