トーネードの無職生活

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AH-64が墜落

2018-02-05 19:05:08 | 日記
 ニュースによると陸自の攻撃ヘリAH-64が佐賀県で墜落したとのこと。ニュースの画面では家屋一軒が炎上していましたが、住人には死傷者はいないとのことです。最新の攻撃ヘリであるAH-64が墜落するとはいかなるトラブルが起きたのか今後原因の調査が求められます。

 それにしても、自衛隊として攻撃ヘリというものをどのようにしたいのかがが疑問なのです。現在主力のAH-1Sはすでに旧式化して、そろそろ退役したほうがいいんじゃないかという機体です。本来、その代わりに配備しようとしたのがAH-64Dなのですが、当初予定の調達数まで至らないまま、途中で調達を打ち切りました。

 そのため、AH-64をライセンス生産していた富士重工は開発費を当初の予定調達数に割かけていたところ、途中で調達が中止されたため、開発費の回収ができなくなりました。それでもって裁判に訴えたりしているはずなのでその結果も知りたいところですが、攻撃ヘリの調達をやめてしまってその後どのような方針を立てているのかなあと思います。

 戦車の天敵は攻撃ヘリなので、バランスの良い対戦車戦をするうえでは攻撃ヘリは必須です。その調達をやめました。ということは、想定されることとして、日本の領土に戦車が上陸してくることはないという考え方になったのでしょうか。ではなぜに北海道専用戦車ともいうべき90式戦車を配備しうえに10式戦車を新たに開発したりしたのでしょう。戦車が上陸してこないならば戦車なんぞ配備しておくのは金の無駄です。

 こういったことひとつをとってみても、国防ということを国、政府がどのように考えているのかが国民には一切知らされていません。シビリアンコントロールと言いますが、国民が置いてきぼりのシビリアンコントロールは意味がないといえます。



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