能登に生き刻みし年輪夏の市
もう三十年近く前になるでしょうか、
石川県能登半島の輪島の朝市で撮った写真です。
当然、モノクロネガからの取り込みです。
畦道の小昼嬉しき田植えかな
小昼・・・・先日NHKのお昼の番組で、
これを扱っていたので、ハタと思いあたりました。
祖母が「こびり」と言っていた(そう聞こえた)のはこれなんだと。
小昼とは、検索によると、「昼食と夕食の間、
または朝食と昼食の間にとる軽い食事」とあります。
農繁期の田畑の手伝いで、この時間が何と嬉しかったことか。
機会植えの今では、味わえないひと時です。
写真は、現在の我が故郷の風景、
田植えが終わったばかりの、約一ヶ月前のものです。