鎌ちゃんの一日一考

写真と俳句(短歌)に取り組んでいます。
どちらも修行の身ですので、宜しくご指導お願いいたします。

なんじゃもんじゃ

2014-05-09 18:34:48 | 写真俳句

解き難き世に咲きなんじやもんじやかな

(ときがたきよにさきなんじゃもんじゃかな)

近くの高校の塀内に、なんじゃもんじゃが咲き誇っています。

 

憂きことの縺れてなんじやもんじやかな

(うきことのもつれてなんじゃもんじゃかな)

この花の名前からして、この縺れた感覚の句になります。

 

少年の多感やなんじやもんじや咲く

(しょうねんのたかんやなんじゃもんじゃさく)

この塀内で学ぶ生徒たちをイメージして詠んでみました。


小手毬

2014-05-07 19:22:56 | 写真俳句

 小手毬の転げて咲きし山路かな

 (こでまりのころげてさきしやまじかな)

 春の季語ですが、もうしばらく、夏と併用することにします。

 

小手毬や野良のふんはり現れて

(こでまりやのらのふんわりあらわれて)

 


子どもの日,立夏

2014-05-05 18:24:57 | 写真俳句

凡々といふ名の幸や子供の日

(ぼんぼんというなのさちやこどものひ)

高望みしたらきりがありません。

 

聞こえくる鼓笛のマーチ夏に入る

(きこえくるこてきのまーちなつにいる)

近所の中学校から、吹奏楽の音が・・・。

夏は、力強い足取りでやってきたようです。

 

夏立ちぬ横になってはをれぬぞよ

(なつたちぬよこになってはをれぬぞよ)

さあ猫君も夏と一緒に立ちあがりましょう。

 

目の具合がよくありませんので、

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八十八夜、憲法記念日

2014-05-02 19:42:09 | 写真俳句

乙女児の手遊び八十八夜かな

(おとめごのてあそびはちじゅうはちやかな)

♪ 夏も近づく八十八夜 (トントン) ♪

 

八十爺の歌ふ八十八夜かな

(やそじいのうたうはちじゅうはちやかな)

カラオケ喫茶で、八十代のお爺ちゃんが元気に歌っています。

 

腹足りて忘る憲法記念の日

(はらたりてわするけんぽうきねんのひ)

 この憲法の有難さを、忘れてはいけませんね。