ゆるゆる馬主日記

Record of my favorite horses

レッドアリオン 飛躍の秋に向けて

2014年09月12日 | レッドアリオン
14戦連続してマイル戦の舞台をこなしてきたアリオン君が、

前走は降級直前ということもあり変則で1ハロン短い1400mのOP戦に出走し、

残念ながら0.6秒差の9着と、正直言うと惨敗してしまったのち、

降級後の夏場の約3ヵ月の休養を経て、

今回は逆に1ハロン長い1800mの準オープン戦の西宮Sに挑戦

8頭立てと小頭数

さすがに準OPの中距離戦なんで、メンツ的には抜けた感じはないのですが、

ここはチャンスありでしょう

阪神外回りのコースで小頭数なら、もうこれは力通りの決着になる可能性大

素質では重賞級と信じてますからね

昨年の秋初戦のポートアイランドS直前追いでは坂路で50.8とビシっとやられ、

1番人気に推され53キロの軽量という点からも有利と思われたんですが、

川田君が直線で内にグイグイ喰い込んで他馬にぶつけながら進路を取る戦法が、

アリオン君の走る気を失せさせてしまったのか、

まったく伸びずの13着と大惨敗

この惨敗や今年の春の休み明け初戦ダービー卿CTの惨敗から、

休養明けはあまり走らないイメージを持たれてしまってますが、

確かに叩いた方がいいタイプだとは思いますが、

ダービー卿CTもゴチャついて馬体をぶつけたりしたのがよくなく、

わたしはアリオン君の気分次第で、休み明けってあまり関係ない気がしてるんですよね

なので、今回小頭数でごちゃつく可能性が低くなる点は、

アリオン君にとってプラス以外なにものでもない

はず


今回の坂路での直前追い切りは小牧さんを背にクラレントとの兄弟併せ馬で、

 アリオン  小牧 54.9-39.2-25.9-13.0 強め
 クラレント  助手 55.1-39.5-26.0-13.0 一杯

と、特に全体時計は昨年の秋初戦よりは抑え気味。

まぁこれは意図してたのかというと、おそらく違っていて、

どうもアリオン君が久しぶりに甲斐さん以外を乗せたことで坂路入りをゴネて、

スムーズでなかったことが少し影響したんだと思うんですよね

実際クラレントの時計が遅くなってしまってるのを、

橋口先生は53秒台を想定していたとGCの丸ごと情報局のインタビューで、

不満気でしたからね

先行したお兄ちゃんご迷惑お掛けしました

まぁ追い切り映像を見てるとクラレントよりアリオン君の方が、

最後の手応えなんかは良さそうに見えたし、

久しぶりに手が戻る小牧さんもアリオン君とのコンタクトが取れたのなら、

悪くはない追い切りだったんじゃないでしょうかアリオン君にとっては

今回は休み明け初戦だし余裕残しとのことですが、勝って距離の可能性も広げてもらって、
重賞戦線に殴りこんでいただきましょう

できれば毎日王冠に出走できたら嬉しいなぁ

開幕週で中間の天気も当日の天気も良さそうなんで、

馬場は確実に時計の出る良馬場となりそうだし、

小牧さんにはアリオン君の気を上手くレースに向けてもらって、
スタートを是非決めて欲しい

ただ小牧さんはコラムで言っていますが、

アリオン君には1800mは1ハロン長く掛かる心配をしているようで、

馬の後ろで辛抱させたいと言っているので、ひょっとすると後ろからの競馬になるかもなぁ

最初から距離が長いと決めつけて掛かる心配より、

開幕馬場で前に残られる心配をして出来れば前に行って欲しいけどなぁ

2年近く前のイメージは持たないで乗ってい欲しい。

当然、前走が短い距離でしたから、微妙なとこもあるかもしれないけど、

逆にいい感じで行く気をみせてくれるかもしれないし

もし後ろから行くなら仕掛けどころを間違えないで、
脚を余して不完全燃焼な競馬にならないようにだけは気をつけて乗って欲しいところ

ここは「休み明けだから次につながるレースを」ではなく、休み明けでも勝ちに行って欲しい



昨年の秋初戦ポートライランドS