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夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

シャガール:天使に抱かれたヤコブの戦い

2005-09-26 | art

 南仏のニースにはシャガール美術館があって、大作がたくさん収蔵されています。シャガールの色彩は実物で見ると本当に美しく、うっとりとながめてしまいますが、中でも青が私は好きです。そこの小さなコンサートホールにはステンドグラスがあって、何か水族館の魚のような気分になります。このブログの第1回の画像に使っています。

 この絵はその感じにいちばん近いものです。シャガールには聖書に素材を取ったものが多いようですが、HPはフランス語しかなくてよくわからないので、説明はしません。まあ、ヤコブって人が天使にすがっているってことくらいでw。

 そんなより黄色いにわとりとか、左下のロシアの農家といったシャガールの絵ではおなじみのモチーフの方が目をひきます。そういうのをあれこれ探しながら、青い世界にひたるのはとても気持ちがよかったですね。


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5 コメント

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Unknown (マリコ)
2005-10-29 10:32:40
シャガールの絵はとても癒されますよね~。

動物が同じ空間というより、一緒だけど別レイヤーにいるようなそんな感じで。
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Unknown (あやの)
2008-09-06 23:04:39
この絵は「ヤコブと天使の闘い」という作品で、旧約聖書の中の創世記32章23節から32節にその元となっている物語が記されています。よかったら読んでみてください。おもしろいですよ。短いので本屋さんで立ち読みできるくらいです。
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ありがとうございます (夢のもつれ)
2008-09-15 16:07:25
ヤコブは天使(神?)をつかまえていたんですね。誤訳してたのかな。。

聖書を読んでみましたが、かえってわからなくなってしまいました
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ヤコブと天使の相撲です。 (kureni)
2012-02-03 21:05:46
この箇所は旧約聖書で大変有名で、ヤコブがイスラエルと名前を変えられる場面です。ヤコブが20年間、おじさんのラバンの家でお世話になってからもう一度生まれ故郷のベエルシバに帰るときに、お兄さんのエサウがまだ怒りを抑えきれずに400人のならず者を連れて、弟のヤコブを襲うときの出来事です。彼はこのときに「もものつがい」をはずされますが、人生が変わり、神の民としての歩みを始めます。イスラエル民族の原点です。
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上のコメントにあるように (夢のもつれ)
2012-04-10 21:16:51
旧約聖書は読んだんです。
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