物欲の虜になっている夢のもつれですw。ってことで第2弾はスピーカーです。一眼レフのメカメカしさとうって変わって、木のぬくもりと官能的なまでの曲線美を愛でていただきたい一品ですw。
ミケランジェリの陰影に富んだドビュッシーやヨーヨーマのチェロからやにが飛び散る様子まで生き生きと再現できます。聴いたことないけどw。プラスティックでできたスピーカーなんかで聴いていいのは鍵盤ハーモニカだけです。なんてね。
だって、1本10万円はするんですよ。もちろんふつうは2本必要ですから、ちったあ違う音が出てくれなきゃ始まりません。オーディオの世界はちょっとまともじゃないところがあって、この会社も2本で300万円もするスピーカーを出しています。私も知人がマニアで2本で200万円ほどするタンス(名前も似てますw)みたいなスピーカーを持っていて何回も聴いていますが、いい音だなと思う反面、木造モルタルの2階なんで床が弱いとか、DVDプレイヤーからアナログアウトするのはどうかなとか、かえってアラが見えてしまうという悲しい側面があります。つまり「むちゃくちゃ儲けましたよ」って人以外はストレスがたまり続ける趣味のようなw。
だいいち立派な車が買えるような値段を出す意味があるのかなってふつう思いますよね。医薬品の認可の際にはダブルブラインド・テストとかいろんな試験が必須ですし、そういうテストを経ていない健康食品は効果があると言いきれるはずがなくて、オーディオも同じようなものなのに。「飲み始めてみたら若返ったってみんなに言われます」も「全く次元を異にする音の世界が広がっている」も、どっちもウソじゃなくても、何ら科学的根拠にはなりません。
ブラインド・テストをやればこの2本20万円の製品はおそらくいくつかの100万円以上のものよりスコアがいいと思います。それはこの製品がいいからじゃなくて(だって聴いてないからw)、高いものほど値段に見合う原価がかかっているわけではない(高いものほど利益率が高いのは常識です)し、ある一定以上のスピーカーでそんなに聴覚上差をつけれるはずがないからです。まあ、この辺は反論なり、どの辺りが最適な価格なのか知りたいくらいですが。
なんだか横道にそれましたけど、要はそこそこの値段でいい気持ちの音がして、見ても触ってもw楽しめるっていうのがほしいなってことです。……私がずっと使っているのがヤマハのNS1000Mという往年の名機で、これは音はいいし、数年前にオーヴァーホールしたんでまだまだ使えるんですけど、見てのとおりスタイルに色気がないし、かさばるんですよね。
そうそう、私のクラシック音楽についての文章はオペラとかのDVDを別として、すべてポータブル・プレイヤーで聴いての印象です。以前にも書きましたが、分析的に聴くには近接音で聴くのがいちばんです。256kbpsで、ちょっと高めの耳栓みたいなインイヤーのヘッドフォンで聴けば細かいところもわかると思います。音楽を愛でるのと文章を書くために聴くのは別でしょう。もちろんこれも反論があるでしょうけど。
ほしいものを買うのはよいことだと思います
同じ事を言っていますが~♪
私なら後で悲惨な状況になろうとも買ってしまうような気がしますw
でも、お試し期間とかあればよいのになあとは
ほんと思いますよ
それでだめなら全額返金とか。
でもいい音聴きたいですね
同じことを言ってますが~♪
お試し期間……確かにたまに買わなきゃよかったみたいなものがありますからね。でも、自分のものになってないと、なんか落ち着かないような気がします。いえ、商品の話ですがw。