夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

題詠:隠れた月

2006-10-21 | poetry

   隠れた月

ぼくのベッドを月が訪れる
隙間だらけで、がらんとしているのを
憐れんでくれたのか
白い光はシーツも温められないのに

こんな遅い時間だけど
あいつもあの月を見ているだろうか
誰かに抱かれてあえぎながら
たった一人でそっと口笛を吹きながら

大きな雲が流れていく
どうせ月を覆ってしまうんだったら
もうこんなところに来るなよって
伝えておいてくれ


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4 コメント

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「ふっ…」って (ぽけっと)
2006-10-21 21:13:50
セリフが最後に隠れてそうですね。

その短い吐息と共に月も隠れてしまったのですね。
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ふっ。。 (夢のもつれ)
2006-10-22 22:48:31
ってなんか気障ですが、このお題はめずらしく男性からの依頼だったんで、気取ってみました。

自分だと恥ずかしいですけどw。



ジュリーの歌みたいだなって作ってから思いました<盗作疑惑か?w
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へぇ。。 (いちご)
2006-10-25 14:41:39
雰囲気のある詩ですね。。

こういう男の人ってなんだか素敵だなあって思います。

アンニュイな感じで
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えへへ (夢のもつれ)
2006-10-25 16:50:04
かなり自分と違う感じでスカしてみましたw。

私だと枕抱いてうじうじ悔やむってところなんで。。

アンニュイ。。食べてみたいです。いつかはw。
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