夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

被災地再訪1:いわき、常磐道、松島

2014-12-31 | diary
26日まで3.11直後の記事を連投したのは、27日から3年半ぶりに再び被災地を訪れる企みがあったからだ。4時に起きて始発で家を出る。



まだ暗いうちに日暮里で常磐線に乗り換える。





いわきに着く。見知った店がそのままなのはうれしい。



前も入ったミスドで早めのお昼を済ませ、11時にレンタカーを借りる。早速高速で仙台に向かう。



いわきと小野町の間の差塩SAで休憩。ひさしぶりの運転だからSAごとに停まることにする。いわきも寒かったが、ここはもっと寒い。



阿武隈高原SA。阿武隈高原って郡山の東にあるとは知らなかった。



東北道に入って安達太良SA。安達太良山が雲をまとって優美な姿を見せている。



国見SA。伊達産の白菜が見事な大きさで思わず撮った。福島県なのに伊達ってどういう謂れかなと思った。今回の写真は全部ちょっと前に飼ったiPhone6で撮っている。撮った地点を地図で確認できるので旅行には便利だ。



菅生SA。伊達政宗の兜印で宮城県に入ったことがわかる。菅生という地名はあちこちにあって、ぼくの故郷にも菅生神社がある。菅原道真ゆかりの神社だが、天神さん、天満宮とどう違うのかはわからない。

すぐに松島に行けばよかったのだが、ナビの設定が悪かったのか仙台市内でうろうろしてしまった。4時ともなれば日が暮れていく。





前に来た時よりもずっときれいだ。





松島やああ松島やというのは偽作だが、芭蕉はみちのくの旅で、いちばん憧れた松島では感動のあまり句を詠んでいないらしい。暗くなるまでただただ見とれる。
今日は石巻までいくつもりなので、腹ごなしをする。腹を減らして泊まるところを探してると碌なことがない。



 松島や紅混じりて牡蠣育つ
芭蕉の代わりに詠んでみた。これで300円とは安いと思ったが、あっという間に食べてしまう。物足りなくて甘いものを探してたらたい焼き屋を見つけた。



松島とずんだ餅は自分の中ではつながっていて、香りがなんとも言えずおいしい。小学生の兄弟が元気よく店番をしていた。
 たい焼きを食めば三年の海暮るる
食べたものがちゃんと季語になっているところがなかなか大したものだ。



瑞巌寺はもう閉まっているだろうし、入る時間はない。

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