夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

ピアノの楽しみ方

2006-09-10 | music
 例によってBSでクラシックをまとめて視聴していたら、ショパンの時代のピアノを使ったコンサートがありました。中でもショパンのピアノ協奏曲第1番ホ短調を弦楽器5人で伴奏したのがおもしろい試みでした。メンバーはフォルテピアノ:小倉貴久子、ヴァイオリン:桐山建志、白井圭、ヴィオラ:長岡聡季、チェロ:花崎薫、コントラバス:小室昌広で、第一生命ホールでの演奏です。当時は家庭内で演奏できるよう管楽器や打楽器を . . . 本文を読む

国家百年の計

2006-09-06 | diary
 秋篠宮妃紀子さんに男のお子さんが生まれて、テレビや新聞を見る限り国民全員がお祝いをしているようです。おめでたい話なんで、それはそれでいいんですが、政治家までがうかれるばかりで先々のことを考えていないような発言をしているのは困ったものだと思いました。小泉さんは今月中には退陣して安倍さんが次期首相になるのはほぼ規定路線なんで彼がどう考えているか引用します。  安倍晋三官房長官が今春段階で、小泉純 . . . 本文を読む

題詠:秋の始まりの日

2006-09-05 | poetry
   秋の始まりの日 秋の始まりの日にあたしは生まれた きっとこの朝のように青く 静かに始まったんだろう ひんやりとした風が 体の火照りをさましてくれる 「今日は一日いっしょにいるよ」 夏の間、あたしをひとりぼっちにした 埋め合わせをするようにあなたは言う くすくす笑いながらあたしはもう一度 あなたの首に腕を巻きつけていく 明るいけれど、やわらいだ 陽の光の下を歩こうか? きっと今日の世界 . . . 本文を読む

題詠:夏の終わりの日

2006-09-03 | poetry
   夏の終わりの日 夏の終わりの日に君は生まれた 時々流れる風が涼しくて まぶしい陽の光がやわらいで 華やかで寂しげな表情を見せる 「また一つ年を取っちゃった」 「そんなことないよ」 ぼくの誕生日のときとセリフを入れ替える 愛おしさがこみあげてくる どっちのケーキを食べるのか じゃれあうように言い争いをしていても 遠くに行ったりしないでと思ってしまう 君が生まれたばかりの青みがかった目で . . . 本文を読む