庭木の王様とされるのは、樹形のうつくしさからでしょうか。
この樹自体が主張するのではなく、
庭のグランドデザインの、調和した骨格として不可欠なのでは。
都心の仄暗い森から、
すぐ目の前の明るく華やかなところにあるユリノキを見守っている。
キミのこと、僕はいつも観ているよ。
(木斛) ツバキ科モッコク属。常緑。
原産地:日本、中国、東南アジア。
花径、1~1.5cmくらい。
花期6~7月。うつくしい香り。
実は10月に熟す。樹高、6~15mに。
庭木の王様と。
古くより、うつくしい樹形、光沢のある葉から、
江戸五木(アカマツ、イトヒバ、カヤ、イヌマキ)のひとつに。
日本三大庭木(モチノキ、ギンモクセイと)の一つでも。
名の由来、蘭の一種の「石斛(セッコク)」に、
花が、香りが似ている事から転訛との説。
石斛の斛とは水瓶の意味も、硬い茎を表現。
アーカイブ。
6月中旬。
9月下旬。
10月初め。
10月下旬。
ユリノキ
(百合の木)モクレン科ユリノキ属。
北アメリカ中部原産。 明治時代初期に渡来。