初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

クワ     ヒカリに溢れた遠い景色      東京都江戸川区小川の辺

2020-06-26 00:03:46 | みんなの花図鑑

 

遠い日のふるさと。

桐とともにとても馴染みあって、

当たり前の風景の中の樹だった。

でも、定期的な剪定が行われていたから、

大きな樹の記憶はない。

養蚕業は、明治時代の近代化に

外貨獲得産業として重要な役割を果たした。

しかし、養蚕はどこかで観たかすかな遠い記憶だけ。

 

今年は自粛で、盛りの時期が過ぎてしまった。

 

一粒口に入れると、

ヒカリに溢れた遠い景色が風のように流れた。

 

(桑)クワ科クワ属。

日本原産のヤマグワ、中国原産のカラグワ他。

カイコの餌として古来より重要な作物。

春に開花し果実は初夏に熟す。

樹高、15mくらいになる。

雌雄異株だが、同株のものも。

奈良時代から受け継がれてきた皇室の伝統として養蚕は、

季節の風物詩として、毎年報道される。

名の由来、「食葉(くは)」、「蚕葉(こは)」が訛りと。

 

 

 

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