遠い日のふるさとの家。
舗装されていない道路との境界にたくさん咲いてた。
車が通ると埃が舞い上がって、
雨上がりでないときれいなようすは観られなかった。
砂利道の両側はどこまでいっても埃だらけの時代。
通学の、地平線が見えそうな田園の道。
埃悪魔のような車が来たら、
流れる方向を見て避け方を決めなければならない。
天使の風がいないと、しばらく埃の匂いに包まれる。
続く限り息を止めていた。
それでも、花を摘んで、蜜を吸ってた。
誰から教わったんだろう。
川面の花はいつかの夢のよう。
(姫檜扇水仙)アヤメ科ヒオウギズイセン属(クロコスミア属)。
ヨーロッパで作出、いずれも南アフリカ原産の
ヒオウギズイセンとヒメトウショウブとの交配。
明治中期に渡来。各地で野生化。
花期6~8月ころ、花径、3cmくらい、草丈1mくらいに。
名の由来、ヒメヒオウギに似て、
根に水仙のような小さな球根があることから。
檜扇とは、平安時代の檜製の扇。
アーカイブ。
6月中旬。
6月下旬。
7月初め。
8月初め。