うつくしい群生が待ち遠しい。
野の花らしい華と端正なスガタ。
コウエンを彩る数多の花々は、
なぜ値札のついた流通しているものばかりなんでしょう。
エリアから外れたうつくしい草花は、
なぜ無残にも草刈り機に駆逐されなければならないのでしょう。
その地、環境にあった、自然な野の花を、
自然な、本来の野のスガタを、
もっとたいせつにしてくれないかな。
公園や緑地の一角に、手入れのされたそのような場所を造ってほしい。
多様な価値、世界観をカタチにするのは文化だと思う。
(鬼田平子)キク科オニタビラコ属。越年草。
日本、東、東南アジアに分布。
花期、2~10月(一般的には5~10月)温暖な地域では周年。
花径、7~8mmくらい。草丈1mくらいに。
名の由来、春の七草・田平子は、
葉が田の面に平らに広がるようすで。それより大きいから鬼。
小さいと姫で大きいと鬼はよくわからない。
鬼は悪いだけの意味ではないが、
相対的に大きくて愛らしい、うつくしいものを鬼って。5点。
ヒコ(彦)だと紛らわしい。アネ(姉)だと少し大きい印象になる♪
アネタビラコ(姉田平子)なら可憐なスガタに似合うと思う。
アーカイブ。
3月下旬。
4月下旬。