銀河のサンマ

何でもあり

梅雨の苦瓜

2020-06-14 | 詩っぽい(夏)

 

 

 

 

 

 

 

梅雨雲

つかむことできるかな

苦瓜の蔓

のびてよ のびて

 

 

 

 

 

 

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ペッティング

2020-06-05 | 詩っぽい(夏)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紫苑の空に星は無くネオンもすくない週末

微風が茉莉の香とペッティングしたらしい

ペッティングした微風は更に私を弄りだす

紫苑の空に星は無くネオンもすくない週末

微風の香にゆだねた私の心情は清浄される

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※ 写真と関係なし。

  苺月(ストロベリームーン)だそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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銀狐

2020-06-03 | 詩っぽい(夏)

 

 

 

 

 

 

 

私の散歩する道は工業地帯

ふわふわふわりと銀狐がゆれる横を歩く

散歩する足は軽快になり鼻歌も入れたりして

デタラメな鼻歌はトラックの音がかき消してくれる

チガヤを銀狐とよんでいる

こんな銀色の狐をみたんだもの

誰も信じない私だけが知っている幼い記憶

ふわふわふわりと銀狐の尻尾が揺れる

また会いたいな、私は工業地帯を歩く

 

 

 

 

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双眼鏡

2019-08-25 | 詩っぽい(夏)

 




私のすむ世界は

ジャンボタニシがいっぱい

マガモもダイサギも食べきれないらしい

大きなウシガエルがたくさおり

トノサマガエルはひっそり隠れる

風車や工場ができエサ場がへった湿地に

一組になったチュウヒの一羽が空を舞う

夜行性の萱ネズミが欠伸し起きはじめ

萱の中にいるバッタは右往左往とび跳ねる

目の前をシオカラトンボたちがクルクルまわる

私の覗いた双眼鏡の世界は

とても慌ただしい



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2019-07-28 | 詩っぽい(夏)



波のうた蝉せわしなく夜のいろ祭囃子たゆみなく協奏し飛幡のうらの松よろず世の音にひびく


















ピカピカひかるカチューシャ(笑)

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