銀河のサンマ

何でもあり

雉始雊 2024

2024-01-16 | 詩っぽい(冬)

 

 

干した大根を味噌に漬けたあと乾いた青い空をみる

日常に追われる気分が良いような、ゆるっとしたいような

いつの間にか大きな溜め息のような深呼吸をしている

息子が毛布から顔をだしトロンとした目で私をみつめてた

追われている気分のなかで私は胸が弾けそうになった

大根くさい指が、恥ずかしいような、こちょばいような

雉始雊の鳴くころ口のなかでスーパーレモンの味がした

 

 

 

 

 

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七草粥 2024

2024-01-07 | 詩っぽい(冬)

 

昨晩からとても寒くって起きて鼻水ラッシュ

パックで買った七草を先ず7つあるか数える

7つとは言い難い程の小さな草も入っている

こ、これは…何の草かしら??と考えている

選別しながら七草のどれがどの草たちなのか

すずな、すずしろ以外の葉っぱがサッパリだ

とりあえず緑の草たちを切ってお粥をつくる

味付はあえてしないで紫蘇大蒜漬けを添えた

「労われ内臓」なんて2杯目おかわりしている

そんでもって横になり、7日の日曜日を過ごす

 

 

 

そんなおかあさんをボクが観察日記にしてみたという話。

 

 

 

 

 

 

 

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ツノありゆきんコ

2023-12-22 | 詩っぽい(冬)

 

 

 

アノマチ コノマチ ソノマチ いちぼうする

あのコ そこのコ まようコ すすむコ のコのコ

なにをプレゼントしよーかなぁ

ツノありゆきんコ そろそろ しゅっぱつしまーす

 

 

 

 

 

 

 

 

一足はやくメリークリスマス。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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つららな日

2023-01-26 | 詩っぽい(冬)

 

 

 

歩いてると古い家から凍った水を発見

これが昔みた氷柱って言うんやろうか

吹雪はじめたがコレはとても興味深い

耳あてし深くフードをかぶり覗きみる

好奇心が勝り更に屈んで触ろうとした

すると私の腰が私の好奇心をけた破り

グキっ!と悲鳴をあげ屈むな!という

静かに直立し進行方向へ向き直り歩く

腰の悲鳴を無かった事にするかの如く

吹雪で顔が痛いがアラピプ満点笑顔で

おはようございます、と快活な発声で

信号機工事中の方々へ挨拶し私は歩く

 

 

 

 

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如月

2022-02-01 | 詩っぽい(冬)

 

 

 

そんな目せんでええやろ、どんだけ一緒に居るんっ、と電気毛布の上の老猫にツッコミながらよそよそ駆けよる氷雨月初の午後

 

 

 

 

 

※ 後ろ虎松

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