人類史の決算と二度目の人生

企業をやった経験があれば期末決算と言う作業があることを人は知っている。税理士や会計士がこの仕事を行い・・・関係法令などあって素人には難しい・・・利益があったか負債の方が大きかった、資産はどうなっているかなど明らかになって税額が決まり納税事務となる、且つ次期経営計画立案の資料が出来る。通常この作業に必要な書類帳票の類は未決保管としておいて決算処理の時にファイルから出して会計士に渡して分析をお願いするわけであるが、どうやら人類にもその時が近着いているようだ。

聖書の創世記２章２節にある『神が安息に入った、言い換えれば新しい仕事をしなくなった』時からどうも一日（７０００年）が終わりに近着いたようだ。ダニエル書の１１章４０～４５節を見ると現在の中東情勢、欧州やアメリカを彷彿させる。黙示録は第一次世界大戦以降の地上世界大混乱を見ているようだ。
その黙示録の２０章１１節～１５節は未決帳票である『人類』が保管庫、ファイルたる『あの世』から引っ張り出されて会計士たる神の言葉、つまり神の関係法令に則って分析分類仕分け計算等々の処理を施される様子が描かれている。

而して、吟味の結果次期の事業に不適切な者や物事、組織、概念、理念一切は焼却廃棄され、適切なものは新たな事業への参加を許される・・・７０００年間の総決算である。社是に適うと判断されたもの、つまり『命の書』に記載された条項に適合した者は再び地上での活動を開始する。今度は『第一の死』というものが『第二の死、即ち焼却廃棄』されているのでずっと活きて活動する。どういう活動かは聖書にも書いてない。未知の新たな挑戦・・・例えばまだ知られていない空間飛翔法の研究や別の星への移住などと言うものもあるかもしれない。

これは単なる希望的観測ではない。聖書に書いてある根拠を言えば創世記３章１５節にある『・・・彼は汝の頭を砕く・・・』であり同じく４９章１０節『杖ユダを離れず・・・』、そしてこれと同調するかのような萬世一系の日本皇室の存在である。無論聖書を荒唐無稽の戯言とするならばここに書いた事は妄想に過ぎない。この機微が『信仰』というものである。