表甲、側板は solid。しかし裏板は合板だと思う。スペインにはこういう仕様のギターがあるようだ。材はスプルースとサペリ、ネックはマホガニーだと思う。
衝動買いした。梱包を開けて手に持って、『何かおかしい!』と思ったがわからなかった。調弦してそれが分かった、『ブリッジが浮いてるじゃないか!こんなものを売りやがって!気が着かなかったとしたらギター売買人失格!』
仕方がないから湯煎用に小さい鍋や温度計などを用意、抽斗から膠の残りを見つけ出して平山氏ともう一人の方・・・欧州古楽器研究家として外国にまで超有名な方・・・のアドバイスを貰いながら再接着。うまく行った!!
湯煎の湯の温度は63度ぐらいがいい。
前オーナーは多分欧州人、英国ではないかな?小指を表甲に置いて演奏したらしくそこが汚くなっている。それ以外はクラックもなく枯れたいい音がする。しかし・・・弾く機会が少ない。Manha de CarnavalとかNesta Rua、Milonga などはこれでやるが・・・。
ブリッジが典型的なスペイン、ロゼッタは真珠母貝。よくよく見ると流石スペイン、日本人の見様見真似とは一味違う。
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