つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

栴檀の実のストラップ

2010-11-30 | 植物
 上の写真は、短歌会メンバーNさん手製の、栴檀(せんだん)の実のストラップです。以前(2008.11.23)にも胡桃の実を頂いてupしたことがあります。早朝に実を拾いに行くのだそうです。秋は収穫のシーズンです。でも大抵拾う人はプロで、一年分の収穫をして、商品にするのだそうです。Nさんの場合は趣味。

 下の写真は、Iさまから届いた千葉特産落花生のアラカルトと、びわ羊羹。甘納豆とチーズでくるんだ豆は中でも珍しく美味しかったです。びわ羊羹も初めて頂き、おいしうございました。御礼申し上げます。なお、びわ羊羹は明治27年以来の房州みやげのようです。


落花生アラカルトと羊羹                         びわ羊羹
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マルバアサガオ

2010-11-29 | ガーデニング
 今年は夏がひどく暑かったせいか、まだ11月でも朝顔が見られました。友人の家で撮影したものですが、昼まで咲いていて朝顔とは別の花かと思い、いつもの植物サイト(撮れたてドットコム)に聞いて見ました。
 熱帯アメリカ原産。ヒルガオ科。多花性で,秋の低温時にも開花結実する性質があるので、ヨーロッパ、アメリカで古くから栽培されているらしいです。日本への渡来は江戸時代。

 下左の写真は、マルバルコウソウ。旧名鉄美濃町線の廃線跡に咲いていました。
 熱帯アメリカ原産。ヒルガオ科。江戸時代、観賞用として持ち込まれ野生化したようです。他の雑草に絡み付いて秋の野原を赤く染めます。ルコウソウは縷紅草と書き、縷は糸を意味します。
 下右は、ルコウソウ。葉は細く、羽状です。こちらは白やピンクもあるようです。

 
マルバルコウソウ                            ルコウソウ
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郷土の柿、まるごと利用フォーラム

2010-11-28 | 岐阜県
 昨日は、東海学院大学の、今年度最後のフォーラムに出ました。テーマは、「郷土の柿、まるごと利用フォーラム」。10/15にも柿の講義をupしましたが、その続きで、さらい深い内容でした。
 第一部は、当大学教授の野澤先生の講義。第二部では、柿の再評価と多目的生活術というテーマで、5人のパネリストによるフォーラム。コーディネーターは、学長の杉山先生です。

 最初のパネリスト蒲氏は、お茶についての報告。柿の葉のお茶は、格段に多くのビタミンCが含まれているそうです。蒲氏は、お茶の緑色を安定させることに成功し、いろいろな分野に応用されています。注意すべきは、柿の葉茶は、弱酸性なので、アルカリ性の緑茶や、コーヒーと一緒に飲むと、ビタミンCが半減することです。下左の写真は、柿の葉のペーストから作られた自然派石けん。無臭です。

 次の大口氏は、医師で柿の蔕(へた) の研究家。柿は蔕で呼吸するので、蔕の部分に湿らせたペーパーをあてておくと、柔らかくなるのを防ぐことができるそうです。蔕はしゃっくりを止める成分があるので、漢方薬として加工され販売されています。

 三番目の後藤氏は、鶏卵研究の専門家。日本人は濃い色の黄身の卵を好みます。柿の皮の粉砕したものを鶏の飼料に混ぜると、上品な色の卵黄になるそうです。岐阜県では、飼料用の米が栽培されていますが、こればかり食べさせると、白っぽい色の黄身になるようです。このためカロチンの入った柿の皮が必要になります。

 四番目の、三品氏と、五番目の伊藤氏は、柿渋で染めたファッションを披露。とても品のいい色です。柿渋で染めると、ノロウイルスを防ぐ効果があるので、病院用の手袋も染められるそうです。
 参加者全員に柿と干し柿、そして柿の葉茶がふるまわれました。そしてペットボトル用茶こし器(チャッティー)と、珍しい石けんのおみやげも・・・


柿の葉の石けん                           柿の渋で染めた衣装で講義される伊藤准教授
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カシワバゴムノキ

2010-11-27 | ガーデニング
 ある喫茶店の入り口にあったカシワバゴムノキです。カシワバゴムノキは光沢のある大きな葉をしています。葉がカシワの葉に似ている事からこのような名前がついているようです。耐陰性があるので明るい日陰でも育てる事ができます。葉が大きくとても存在感がある観葉植物。クワ科。熱帯アフリカ原産。
 果実は「イチジク」のようなかたちで、白い斑点があります。英名では、この葉のかたちをバイオリンに見立てています。

 葉だけではつまらないので、友人のGさんから昨日送られた京都・美山村の紅葉をupします。今年も多忙で、紅葉狩りにも行けそうにありません。北海道の黄葉だけで・・・以下は彼女のメールより。
 「白川の合掌村のように観光化されすぎず(勿論観光には力を注いでおられるのは判りますが・・)又春にでも出掛けたい処の一つですね。」

 最下段は、やはり昨日、短歌会メンバーのNさんから送られた京都・善峰寺の紅葉の写真。


京都・美山村

     
      京都・善峰寺
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岐南町の長屋門を知る見学会

2010-11-26 | 岐阜県
 昨年(11/14) に続き今年も、「バスでめぐる木曽川流域民俗探訪ツアー」ー岐南町の長屋門を知る見学会ー(木曽川学研究協議会主催)が、昨日催され、我家に11人のお客様を迎えました。見学者は、この3年で400人を越えました。
 岐南町には50もの長屋門が現存し、美濃で最も多いです。長屋門は武家屋敷門とも言われ、美濃の近世農村社会の一端を知ることが出来ます。

 10:15にマイクロバスでご到着。午前中は我家の長屋門、午後は、渡辺家の長屋門、野中の松原家長屋門を見学され、出発された各務原市中央図書館に帰られる、というコースでした。

 今年も皆さんに一服お茶を味わって頂きました。亡父がたくさんの抹茶茶碗を買っておいてくれたからです。旅先で求めたものもあります。美濃焼に始まり、砥部焼、萩焼、薩摩焼など・・・別の分け方では、楽焼、黒樂、三島、金襴など・・・趣味で作られたものもあります。今は使用していないのですが、長屋門には、織部焼と朝鮮青磁を展示しています。

追記;後日(11/27)、主催の木曽川学研究協議会から、木曽川歴史ガイドブック(木曽川と共に歩んだ 各務原・犬山・岐南・笠松) と、当日のスナップ写真が送られて来ました。御礼申し上げます。

 
木曽川歴史ガイドブック 
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ナタマメ 2

2010-11-25 | 植物
 いつも行く美容院のオーナーが、私の来るのを待っていて、「変わった豆がなっているわよ」と近くに案内して下さいました。高く伸びている蔓(つる)の先にはナタマメがなっていました。長さ25cmくらい。2007.8.9 にupしたものより大きいです。

 熱帯アジア原産で、とくにインドに多く栽培されるようです。日本へは江戸初期に伝来。茎は蔓になっていて、大きい蝶形(ちょうけい)の白色花または紅色花を開きます。莢(さや)は肉厚。この莢の形が鉈(なた)に似るのでナタマメの名がついたようです。スライスしたものが福神漬けに入っていますね。
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ショウジョウソウ

2010-11-24 | ガーデニング
 漢字で書くと、猩猩草。枝の先の小総苞が赤くなることをたとえたものです、赤く虫食いされたような苞色と、本来の緑色の苞色が対比されて美しいトウダイグサ科の非耐寒性一年草。苞と比べるとあまり目立ちませんが、夏に、茎の先端に花弁が無い沢山の黄色い小花を咲かせます。
 ショウジョウとは古代中国で創られた空想上の獣で、赤く長い髪をしたお酒の好きの猿に似た生き物のようです。北米原産。なお、猩猩木は、ポインセチア。遠縁のSさんの家で撮影。11月になってもまだ咲いていました。
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奈良だより 74

2010-11-23 | 国内旅行
 今回の前田さまからの奈良だよりは、ラッピング電車です。以下はメール。文中の綿の花は、8/28にupしています。

 「JR桜井線が「万葉線」に名称変更され、沿線の万葉故地を巡る催しが沢山企画実施されています。さらに、JRが万葉の鳥や花・古代衣装の万葉人等をラッピングした電車四編成を、万葉線・和歌山線(王寺~和歌山間)・大和路線(奈良~王寺間)で運行しています。
 県内のJRに乗る機会がめったに有りませんので、なかなか巡り会わないのですが、先日畝傍駅で時間待ちの時に反対のホームに止まってくれました。花と鳥の図柄でした。万葉人や万葉集の描かれた電車に巡り会えたらいいのですが。
 8月に送りました綿の花が見事な綿になりました。」


ラッピング電車                                     綿の実

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書の三人展

2010-11-22 | 文化
 各務原市の森真市長から、「第三回 書の三人展」の案内が来たので、夫と友人と三人で出かけました。森市長の書は、前にも市長室の前に飾ってある作品を拝見したことがあります。
 前日に紹介した圭雪の会の書と似ていますが、大胆です。長い布を天井から垂らして書いてある作品もあります。これは女流書家のもの。
 市長の他の二人は、敦賀市文化協会会長のの千葉半氏と、現代美術作家の遠藤泉女さんです。各務原市産業文化センターにて、11/23まで。


森市長 「雪月花」                           遠藤さん

 
千葉氏                                  同左 「泥仏」
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墨戯舎展

2010-11-21 | 文化
 旧知の岩田圭雪さんが、3年ぶりに「圭雪の会」の社中展「墨戯舎展」を開かれましたので、ベトナムのフエンさんと覗いて来ました。岩田さんの娘婿さんは、元NHK英会話番組講師のジョンさん。(法政大学教授) 今はご一家でニューヨークに滞在中です。
 数年前、「今、ジョンが東京から笠松町の家に一家で来ているから、英会話の練習に来たら?」と声をかけられ訪ねました。ところが、ジョン先生は日本語がうまいので、日本語ばかり・・・番組に一緒に出ている人のことを聞いたり・・・

 4部屋に亘ってご自分やお弟子さんの作品がずらり。飾ってあるお花もみたことのないものばかり。中には和傘に書かれている作品もありました。フエンさんも、伝統的なデコレーションにマッチした書にすっかり気に入った様子。岩田先生は、アオザイに関心があるようでした。 
 先生とフエンさんの写真の後ろにあるのは、「愛燦燦」の屏風。歌詞も書かれています。岐阜シネックスホールで、11/22まで。

 

 
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