昨日は、岐阜県美術館での作品鑑賞と、岐阜大学副学長・山田先生の「リトアニア語ってどんな言葉?ことばの世界旅行」という講演を県図書館で聞きました。美術館と図書館が隣接していることはとても便利です。
山田先生は放送大学でもお世話になりました。今は図書館で定期的に講演されています。主にラテン系の言葉を取り上げられて、違いなどを聞きました。ウクライナでは言葉は、上からの指令でキエフがキーウになったことに始まり、ロシア語にない、ウクライナ語にある、ある文字を使うことも規制するなどといろいろ問題もあるようです。字体がここに記せないですが、Γ に似ています。下手すると刑務所送りになるそうです。
ヨーロッパでは多言語の国が多く、特にスイスはドイツ語とフランス語の二ヶ国語の新聞もあり、テレビも同様です。国により、ラテン語が用いられることもあるようです。古典に帰り、共通の事項を伝えるには必要らしいです。その点日本では、青森も鹿児島も方言で地元は話しても、新聞もモテレビも標準語で全国共通語があることは貴重です。日本は2600年以上他国に侵略されず、一つの言語で貫けるのは幸せなことです。先生は学生時代に第8外国語として、リトアニア語も習得されていました。まだその国の独立前というのに・・・
岐阜弁には平安時代からのものもあり、大切にすべきと言われました。例えば、「羨ましい」を、「けなるい」と言います。
「第4回ぎふ美術展」に友人の墨さんがが、自由表現部門で「ぎふ美術展賞」を獲得されたという連絡を受けていたので、観覧を予定していました。80歳で素晴らしい賞を獲得されびっくり。審査員も千住博さんはじめすごい人ばかりです。県外の人の応募が多いのにも驚きました。日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真、自由表現の部門に分かれます。昨日まで。
山田先生
自由表現部門最高賞の墨さんの「極彩食の円周率2022」
写真部門
工芸部門