7月以来落選続きの岐阜新聞短歌欄でしたが、昨日漸く我が名と伏屋さんの名を見つけ元気が出ました。二人揃って入選したのは初めて。いつもはここに書くのは面はゆいので止めていたのですが、今回は公開します。なお岐阜新聞は100年以上の歴史があり、中日新聞より古いです。たまたまこの日の挿絵作者は一陽会の河合一郎さんで知り合いです。
まず伏屋さんから
十六夜が雲なき空に輝きて二日続きで月を眺むる
八十路越え源氏の講話頼まれて最後の機会と思ひて諾ふ 私
これは先日放送大学から依頼され源氏物語の講話をしたことを、そのまま詠みました。諾ふは、うべなうと読みます。出詠のときは何も書かなかったのですが、選者はルビをふられていました。
お二人そろって入選、よかったですね。
諾うは読めませんでした。
意味を問えばなるほどなんですね。
好奇心、向学心がないと句作、投稿と続けられませんね。頭が下がります。