つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

唐辛子赤カブ漬

2012-03-26 | 岐阜県
 飛騨高山の赤カブ漬けのお土産を頂きました。いつもと違う味で、唐辛子味。ピリリとした辛味がきいてとても美味しく頂きました。赤カブの収穫と漬物を漬ける初冬のシーズンは、高山の風物詩で新聞にも掲載されます。高山独特のカブで、同じ岐阜でもこちらの美濃には見られません。漬物は寒い地方が美味しいと言われているように、いつも飽きない味です。その中でも唐辛子味は初めて。多分、酢、砂糖、塩で漬けられていると思います。刻み漬けも知られています。不思議なことに漬ける前は、皮だけ赤く、中身は白いのに、漬けると全体が赤くなるそうです。品種にもよりますが、自然の色で・・・
 下も頂ものの、飛騨の栃の実せんべい。素朴な味です。
 明日より出かけますので、ブログはお休みします。

追記; 3/12書いたヨークシャーテリヤの飼い主である美容師さんに、先日ようやく写真を渡しました。最下段の写真は、友人のTさん宅のヨークシャーテリヤ・ミミちゃん。Tさんが帰宅されると、大歓迎をしてくれるそうです。携帯で送られて来ました。いつもブログを見て頂き、ありがとうございます。

       
        とちの実せんべい

    
            T家のミミちゃん
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歌集「十秒ほどに」

2012-03-25 | 短歌
 岐阜県歌人クラブの市原敏司さんから、歌集「十秒ほどに」が贈られて来ました。著者は、美濃市立美濃北中学と、同市立長瀬小学校の校歌を作詞。しかし、いづれも閉校になってしまいました。そのことを契機として歌集を出版。美濃紙の紙漉きの家に生まれられたことも詠まれています。表紙カバーも和紙の味わいです。角川書店版。210ページ。著者略歴には年齢は書かれておらず、下の歌の9首目で計算すると正確、という添え書きがありました。ぎふ橋短歌会代表。美濃短歌会代表。創生短歌会選者・編集委員。
 歌集の作品より。

家を嗣ぎ紙漉きを嗣ぎ六代目の兄転業す 壬子年(みづのえねどし) 夏

山を出で山に去りゆくジェット機の十秒ほどにわが生活(たつき)あり

身めぐりは四より三へ 娘が嫁ぎ夕餉の秋刀魚の器の数も

遅々とゆく氷雨の午後につらね来ぬ詮方なき訃と予期せざる訃と

一九〇一年五代目長男の父喜久治生る紙漉く家に

つづまりは400g軽くなり献血車よりふんわり降りる

統合以来三十六年美濃北中学校わが詩のままなり いつまで

今日も無事すぎたるを謝し掌を合わす告知うけたる癌はさておき

百歳の三分の二のいのち得し八月(はづき)一日 墓洗いおり

神は人、神はこころの集約と迷うことなく拍手を打つ

     
      美濃北中学校校歌碑と著者

   
    長瀬小学校と校歌
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雲間草

2012-03-24 | ガーデニング
 たまたま店先に見つけた雲間草(くもまぐさ)を買いました。これを育てるのは30年ぶり。以前関西にいた時以来です。山野草は難しく、しばらくして枯らしてしまいました。小さい花に春を見つけたようで思わず・・・でもこれは、西洋雲間草のようです。

 本来の「雲間草」は山の岩地などに生え、夏、白い花が咲きます。雲がゆきかう高山に生える、ことから「雲の間の草」で「雲間草」。ピンク色の花などの園芸品種が殆ど。西洋雲間草、または、洋種雲間草。こちらは春に開花。ヨーロッパ原産。ユキノシタ科。

 最下段は、昨日の我が家の八重枝垂れ梅。雨の中であまりよい発色とは言えません。

    
     西洋雲間草

  
   枝垂れ梅
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放送大学英語セミナー最終講義

2012-03-23 | 学校
 放送大学岐阜学習センターの後藤先生英語セミナーは、12年継続されました。昨日最終日となり、お礼の花束を贈呈しました。でも来月からは、月一度サークル活動として講義は続けられます。とりあえず昨日は、10人がお礼の拍手をして送りました。

 12年で、生徒は何人もの入れ替えがありました。一時は、女性は私一人の時もあったりして・・・「あたるのが嫌」と言って止められた人もあったのです。御一人は病死されてしまいました。高齢者が多かったのですが、今は若い人も見られます。「放送大学より普通の大学卒業の方が楽ですね。」と言われる人が多いです。

 男性の中には定年後、家にいると奥様にいやがられるので・・・という方もあります。放送大学には本当にいろいろな方が在籍され、いい刺激を受けます。
 本日は、千葉市の放送大学本部で卒業式。昨年卒業された友人は、東日本大震災のため式典が中止となり、今年出られます。ご家族の応援を受けて・・・ついでにご家族と東京見物されるそうです。

         

      

   
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サンセベリア・スタッキー

2012-03-22 | 植物
 このサンセベリア・スタッキーは、温石(2/4 up)の入り口に飾ってありました。名前をネットで聞くまで分からず、日にちが経ってしまいました。多肉植物と思われるような厚い葉でしたのに、聞いてみるとサンセベリアの一種。珍しさで人気があるようです。葉が棒状で円筒形をしている珍しいサンセベリア。スタッキーは、葉っぱに縦溝があるのが特徴です。アフリカ原産。リュウゼツラン科。

 サンセベリアは、マイナスイオン効果が高いと紹介され一躍、大人気になりました。こちらのスタッキーも、通常のサンセベリアに比べるとマイナスイオン効果も高いといわれております。

 冬場はほとんど水を控えめにし、鉢土の表面がカラカラになるくらいまでほとんど水やりの必要がありません。できるだけ鉢土は常時、湿らせないようにし、乾燥ぎみにして育てます。低温には弱いですので暖かい場所で管理してほうがいいようです。

 中段の写真は温石の洗面所で。左側に見えるのはお香。

       

    

      
       後日注文した田楽 左端は蕗の薹の天ぷら 豆腐代わりの海老ははじめて


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くぎ煮

2012-03-21 | 料理
 もう岐阜に来てから20年になりますが、関西に25年住んだ者にとり、このいかなごのくぎ煮は、とても懐かしい食べ物です。毎年この時期になると明石、姫路など瀬戸内の鮮魚店には、生の小さないかなごが山盛りにされ、店頭に並びます。これを見ると春が来たと思う人も少なからずいると思います。

 もう生のいかなごを見ることはなくなりましたが、こちらの店にも珍しく、くぎ煮があるのを見つけて思わず買いました。いつも行くスーパーにはありません。
 自分で炊いたものとは味が違いますが、美味しかったです。炊き方は簡単。生姜と調味料を入れるだけ。砂糖、みりん、しょう油の分量は計測しますが、炊くたびに味と硬さが微妙に違いました。生姜の千切りに始まる作業は毎年のもので、多く作り夏まで冷凍保存していました。自信作は、人に差し上げたりしていました。
 岐阜に来てからも、しばらくは、毎年神戸や明石の友人から送られて来たのですが、もう20年も経ちそれもなくなりました。

          
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インカインチ種子油

2012-03-20 | 料理
 自然食を扱う店を経営しているKさんに勧められ、インカインチオイルを使っています。コレストロールが予防できるということで・・・これでコレステロールの問題も一挙に解決出来そうです。でもそんなに甘くないでしょう。運動はしなければなりませんから・・・難点は通常のオイルに比べて高価すぎること。果たしていつまで続くでしょうか・・・100歳の日野原先生は毎朝、オリーブオイルを摂取されていますが、こちらもいいようです。以下はネットより。

 インカインチは、ペルーアマゾン熱帯雨林に分布するトウダイグサ科の蔓性常緑樹で、地域によって「サッチャインチ」と呼ばれています。鮮やかな緑色をした、星の形の莢が目を引くこの星型の「莢」の中に生るナッツを、コールドプレスで圧搾した「グリーンナッツオイル」が、日本のマーケットに登場してから今年で5年目。女性誌や生活提案誌を中心としたマスメディアが、「体に良い油」や「美容に役立つ油」などとその魅力を紹介する機会が増え、徐々に知名度が高まっています。
 「インカインチオイル」は、無添加・未精製の天然オイル。α-リノレン酸(オメガ3)を50%以上も含んでいるうえ、ビタミンEの含有量も豊富なので酸化しにくく、サラダなどの生食はもちろん、加熱してもおいしさが損なわれません。

 下の二枚の写真は、前日の結婚式で頂いたものの一部。

         

            
            
     
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ある結婚式

2012-03-19 | わが家
 昨日は、日曜で大安吉日。岐阜市内での親戚(分家)の結婚式に招かれました。この建物の前はバス通り。中はどうなっているのか前から気になっていました。5年ほど前に出来た結婚式専用の建物です。
 まずチャペル室へ。バージンロードは薄いピンクのバラの花びらが敷き詰められています。そこへ新婦とその父親が腕を組んで登場。先に行き待っている新郎にバトンタッチ。その前にチャペルの入り口で、新婦は母親にベールをかぶせてもらいます。
 式は外国人牧師のたどたどしい日本語により開始。いつもテレビドラマの台詞によくある「・・・病める時も貧しき時も・・・」の問答です。新郎はベールをあけて、新婦とキス。賛美歌合唱。最後の祝祷は英語でした。

 披露宴会場に入る前に、フラワーシャワー。全員に花びらが配られ、二人に両側よりなげかけます。次に花を浮かべたプールの周囲から風船を飛ばします。その前にテープを両方から引きあい、手に残った人は花束のプレゼント。
 祝詞、ケーキカットは一般と同じです。(写真上)

 やがてお色直し。新婦は二階のドアから階段で登場。これも演出効果がありました。新郎新婦のキャンドル点火ではなくて、昨日は、光る水の注入。水の色は黄色から緑に変わってゆきます。正面に飾られた水も青い光を放ち、幻想的でした。今流は何もかも新しいのですね。蛍光物質が入っているのでしょう。

 最後は、二人からご両親へのプレゼント。新婦の感謝メッセージには、「・・・私は、お父さんとお母さんの子供であって本当によかった・・・」という最高の言葉もプレゼント。ご両親は涙ぐんでおられました。よい結婚式でした。二人とも医師で、テニス部での知り合い。文武両道であることも素晴らしいです。月日限定ですが、式場HPにパスワードを入れると、ネットで披露パーティの画像が閲覧できます。

      
       式場入口

   
    祝祷を受ける二人

         
         賛美歌を合唱しました

            
             フラワーシャワーをあびる二人

    
    花を浮かべたプールから風船を飛ばします

          
           お色直しの後は階段上の扉から登場

            
             キャンドルではなくて、光る水

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公民館短歌会 74

2012-03-17 | 短歌
 今年はいつまでも寒く、まだ真冬並みの日が続きますが昨日は、いつものように短歌会を開きました。百人一首は、有名な78番
淡路島かよふ千鳥の鳴く声に幾世ね覚めぬ須磨の関守      源 兼昌

を取り上げました。歌人としてはそれほど多くの作品はないのですが、この歌は人口に膾炙していて、文法の誤りがあってもそれを凌駕しています。正しくは、「・・・ね覚めぬる」か「ね覚めぬらむ」とすべきなのですが・・・恐らく略されているのでしょう。
 作者は、源氏物語の須磨・明石に書かれている歌をふまえています。この当時源氏物語は、文化人の素養として読まれていたのでしょう。

 現代の作品は有名人でも古典文法の誤法が見られますが、寛大です。しかしこの時代はまるで教科書。きちんと守られています。
 下の写真は、安八・墨俣の光受寺に展示されていた、百人一首のかるたと貝合わせ。最下段は、新聞記事。2月に訪問した時(2/28) は飛龍梅の蕾はまだ固かったのですが、ようやく咲いたようです。

 下は今月の歌。下呂のお寺に雪舟の絵が所蔵されていることは、皆さんあまり存じなかったようです。1人だけ知っておられただけで、案外近い所は灯台元暗しになっています。

雪舟を下呂禅昌寺に拝見しみごとな筆跡われ感動す  Hさん

           
            光受寺のかるたと貝合わせ


3/15付け 岐阜新聞より
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新製品開発と技術伝承

2012-03-16 | 学校
 昨日は、放送大学学生による講義があり、夫がスピーチしました。M重工に30年在籍していたのですが、初めの15年はエンジニアとして、後の15年は管理者として、常に時代の要求を満たすために新製品を開発。最初はボーリング機械、次に海水淡水化装置、ガスタービン燃焼器、四本足ロボット、原子力発電プラント、多本指の作業ロボット、最後は、将来の海上交通としての地面効果翼艇など手がけて来ました。最後のものは、定年になり途中になりましたが、いつか後輩に受け継がれると思います。理論的に可能だからです。
 多本指の作業ロボットを作る時、4本でも3本でも駄目で、5本でなくてはつまめないそうです。よくぞ神は指を5本と決めたものと感心していました。
 
 常に時代の先端の仕事をさせて貰えたのは、本人もラッキーと思っているようです。定年退職後は、15年間、私立大学の教壇に立って、メカトロニクスの分野を指導をしていました。

 皆さんは、海水淡水化や地面効果翼艇の話に感心があるようでした。家族は聞きなれていて何の感動もないのですが・・・
 海水淡水化装置は100億円の外貨を日本にもたらしました。中近東に輸出したからです。ところが米国が先に特許を取ったと申し出があり、5億円支払えと、言ってきました。開発した夫たちは情報不足で、米国も開発したことを知らされていなかったのです。取締役会議で、5億円の支払を決定。会社が知らなかった責任があるのです。それからは特許についての情報を密にしたことは言うまでもありません。他の製品も大抵億単位の取引です。

 下の写真は、40年前の映像で未来はこうなるという、予想図。今殆どその通りになっているので、これには驚きました。
 その下は、高速道路の自動払いの機械の説明。今はIC化でされているのですが、その当時は現金でした。日本人は正直に硬貨を入れますが、米国に輸出した機械は故障続き。そのたびに海外出張しなければなりません。(夫の部下が担当) 米国人はマナーが悪くて、コインの代わりにゴミや異物を投げ込むのです。

     
      40年前の予想映像

   
    高速道路の自動料金払いの機械

         
          出された会食

                        
               食事処の入り口に飾ってあった陶器
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