つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

奈良だより 149

2018-02-27 | 国内旅行

 昨夜は、奈良の前田さまから飛鳥寺西方遺跡の記事と写真が送られて来ました。奈良の情報はこちらの新聞には掲載されませんので、いつも有り難く拝見しています。以下はメール。

 『飛鳥寺西方遺跡は、飛鳥寺の西側から飛鳥川まで広がる遺跡で、飛鳥川にそって北方向に、天智天皇の漏刻施設がある水落遺跡、更に北側に隣接して斉明天皇の頃の石神遺跡が存在し、過去の発掘調査によって、日本書紀による、蝦夷や隼人などの辺境の地に住む人たちを招いて饗宴を行う場となっていたようです。中でも今回の調査区域は、飛鳥寺の西門に続く区域で、乙巳の変(645年)の直前に中大兄皇子と中臣鎌足が蹴鞠を通じて出会った法興寺槻樹下(ほうこうじつきのきのした)の広場とも言われています。
更に、壬申の乱(672年)では飛鳥古京の戦いの舞台にもなっています。今回の調査は、飛鳥寺西方遺跡の規模や構造を明らかにするこ とを目的にしたものですが、この区域の発掘調査はすでに10年間をかけて行われていますが、日本書紀にも書かれている槻樹(つきのき)が未だに発掘されていません。

 写真①は現場説明会の会場です。
②は今回の発掘調査区域を三区に分けていますが、その一区の全景です。従前は飛鳥寺の西門から140mぐらいが限界と見られていましたが、今回の調査でさらに長く、飛鳥川の際まで延びていることが判りました。調査区の背景は甘樫丘(あまかしのおか)です。
③は一区の中の建物跡の遺構です。
④⑤は二区の調査区で、焼土を包含した土坑が出ています。
⑥は三区の調査区で西から東方向に撮影しています。手前は集石遺構で、後方は飛鳥寺です。
⑦は三区の南東から北西方向を撮影、白線は掘立柱の建物跡です。
⑧は入鹿の首塚と飛鳥寺です。寺の後方は2月4日に「おんだ祭」の行われた「飛鳥坐神社の森です。書紀に書かれている状況から、槻樹は入鹿の首塚辺りと推定されていますが、何時発掘されるか待ち遠しいロマンです。』
 
 
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川淵三郎講演会

2018-02-26 | 岐阜県

 昨日は同窓会のランチ会の後で、隣の笠松町主催の川淵三郎講演会に出かけました。テーマは、「夢があるから強くなる」。川淵氏は、日本サッカー協会最高顧問。50年前の東京オリンピックのサッカー選手。古河電工引退後は、Jリーグ理事長。とても82歳とは思われない歯切れのよさでした。Jリーグを立ち上げる前は、今日のサッカーブームは信じられなかったそうです。1500人収容の屋根付き競技場のあることなどの難題を7つ提示し、それをクリヤーできるかということを条件に20のチームを募集。鹿島市は、とても条件は難しかったのですが、当時の首長が競技場の建設を約束したため、鹿島アントラーズが生まれました。人口4万人では、まず建設は不可能と思われたのですが・・・そして今あるチームが残りました。

 発足した1993年に、まずロゴマークを制定。タバコのピースの箱の鳩のデザイン料が1946年で100万円ということですから高いことは承知しておられ、1000万円寄付されたそうです。一年目にそのロゴマークの使用料が300億円も入りましたが、年々減少し、今は1/10ほどらしいです。当時日本には競技場も殆どなくて、今の隆盛は信じられないそうです。

 1990年代から2000年代にかけてワールドカップやオリンピックで活躍した中田選手は金髪に染めていました。これがよく目立ちヨーロッパのチームからスカウトされました。次の時代に活躍したのは本田選手。でもこの二人に匹敵する次の選手が、今いないことが心配らしいです。

 かつてバスケット選手が国際試合にも出られないほど、役員が腐敗して分裂していました。でも川淵氏の尽力で蘇りました。今は、日本バスケットボール協会会長です。

 会場には隣接する岐阜工業高校の生徒が大勢いて、講師もそのことを意識されて話されました。講師の写真は撮影禁止。録音も禁止でした。同窓会ランチは、夫の入院もあり、半年ぶり。皆さんの元気な姿に会えて息抜きできました。 

 

 

 

同窓会バイキング

 

講演会の帰りはコーヒータイム                                     店のステンドグラス

 

昨夜は五輪閉会式 旗手は小平選手でした

 

 

 

 

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岐阜県文芸祭表彰式 3

2018-02-25 | 岐阜県

 昨日は、第26回岐阜県文芸祭表彰式があり、会員の伏屋さんが、短歌部門に昨年に続いて入選されたので、付き添いで出かけました。今年の一般の部の応募は、1000人余で作品数は、2600点余。今年から美濃飛騨自慢部門はなくなり、小中学生部門が追加。3000人余の応募があり、表彰式にも親子連れも見かけられました。今年は、和服姿の若い男性の琴の音にてスタート。春の海も演奏。昨年は、ドレス姿の女性の弦楽器演奏でしたが・・・応募者は、全国規模で、北は岩手で、南は熊本からもありました。小説部門のトップは神奈川県の人でした。岐阜大学農学部に留学してした1ラオス人との岐阜での出会いからの長い交流が、感動的に書かれています。

 表彰式の後は部門別に各部屋に別れて、批評を受けます。小説、児童文学、随筆、詩、短歌、俳句、川柳、狂俳、連句に分かれます。短歌の批評者は去年と一部変わりましたので、批評の仕方も変わり、勉強になりました。中学生の短歌もなかなかのものでした。リフレインが効いています。

沈みゆく夕日とともにのびる影影に手を振る影も手を振る     井戸君

 

 平昌五輪も今日は閉会式。昨夜は見逃せなくてつい夜更かしをしてしまいました。新種目のマススタートに高木菜那選手が金メダル。初代女王です。この競技は早く終わりましたが、カーリングは2時間半。結果この競技日本初の銅。英国との3位決定戦に勝利。前は遊びと思っていたこの競技は、物理的計算も必要と分かりました。ストーンの方向と速さを決めるブラシ。これをあやつるにはリケ女の知恵が要ります。高木菜那選手は一人で二個の金メダル。日本初のことでした。日本が獲得した金は、4個。銀は5個で、銅は4個で、合計13個。過去最高で、女子の方が獲得数が上。トップはノルウェー。英国も中国も金が1個。イタリアも金3個で日本以下でした。

 

 

春の海

喜びの伏屋さん

3人で歌評

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ラテン系言語

2018-02-24 | 学校

 放送大学の山田先生の授業もあと一ヶ月余り。昨日は、前回の続きのラテン系言語でした。イタリアで日本語を教えておられる間に、更に諸言語が国境を超えて話されていることに気づき、言語地図を調べたくなり、各地を回り、研鑽を積まれました。スイスでは公用語が4つ。ドイツ語、フランス語、イタリア語、そして、ロマンシュ語です。たった5万人しか話す人がいないロマンシュ語は隣国との関係があり、無視することはできません。道路標識も多国語。英語は入りません。貨幣はスイスフランですが、4カ国の言葉を、切手に書く事は出来ないため、公平になるよう、ラテン語表記となりました。2/10に写真でラテン語を示しましたが、少し前進しました。スイスに旅行したとき、買物をすませ、レシートを見ると多国語で書いてあったことを思い出します。

 60年くらい前から切手のコレクションをしていましたが、今は中断。そのころ父から海外の切手を貰い、ストックブックに保存していました。世界各国と論文交換をしていた学者だった父は、切手の説明をしてくれたのですが、スイスだけ不明。農学博士で専門外だったため知らなかったようです。HELVETIAと書かれていた理由が今頃分かりました。ラテン語だったのです。オランダは、NETHERLANDSで、これは小学生の時、父から聞いていました。 イタリアで過ごされる間に日本語に目覚められ、先生は国語教授になられました。

 

 いよいよオリンピックは大詰めとなって来ました。女子フィギュアもミスもなく高得点でしたが、ロシアが強すぎました。勝っても国旗も挙げられず、国歌も演奏できない国はダメですね。渡部選手は骨折をしていたのに、出場し、メダル獲得。その根性に驚きました。肋骨骨折は治療の方法がなくて、痛くてもじっと耐えなければならないということは、医師の友人の夫がスキーで骨折したとき聞いていました。渡部選手もスポーツ医学で学んでいたのですね。

 

また頂いたチョコとケーキ

母の病院のテラスで撮った一昨日の伊吹山

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危機一髪でテロを免れた友

2018-02-22 | 海外旅行

 昨日は、一般誌のハーストーリーの読み合わせをしてからランチ。それからよもやま話です。会員の一人Gさんのお話は刺激的でした。チュニジアでクルーズの旅をされていた時、隣の日本人観光客団体がテロに会い、犠牲者が出ました。クルーズ会社は、その見舞いとして、乗客全員に、別コースのツアー50%引きチケットを贈呈。彼女は、それを使い、西回り、東回りのコースのクルーズにお友達と後日出かけられました。恐怖のテロの後に又クルーズとは、さすが大物のGさんです。50%引きですから2コース共回れます。

 テロにあい帰国した日、成田空港では、マスコミがわんさと待ち構えていたそうですが、ひたすら黙秘したまま通過。直接テロの現場を目撃して驚かれたのは、現地警官に「テロに会った証明書を出して欲しい、保険金が出ないので・・・」冷静にそういうことを要求する日本人女性でした。

 私たちがチュニジアに行ったのは、もう20年も前。のどかな国で、テロなど考えも及ばない時代でした。カルタゴ遺跡を思い出します。ボランティアで慰問し、薬品などいろいろ届けました。フランス語は出来ないので、英語で交流しました。

 ランチは美味しく頂きました。店内に小さい部屋が別にあり、そこで輪読をしました。この日のテーマは、イスラエル初のパレスチナ人医師のイゼルディンさんの話。妻を亡くし、娘3人と姪をイスラエル軍に銃殺されたのに、それを乗り越えて医師の資格を取り、トロント大学で准教授となられました。

 

 昨日の平昌五輪第13日目、スピードスケート女子団体追い抜き(パシュート) で、日本は三個目の金メダル。この種目では日本初の金です。高木選手は姉とともに出場。一人で金、銀、銅の3種のメダルを獲得したのは日本冬季五輪初。きょうだいでのメダル獲得も、夏冬とも五輪初のことでした。メダルは11個となり、1998年長野五輪を上回り、冬季五輪最多となりました。

 

 

 

 

ハーストーリー2月号

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奈良だより 148

2018-02-21 | 国内旅行

  奈良の前田様から、今度は、「だだおし」という長谷寺の鬼追いの儀式の様子が送られて来ました。長谷寺は、35年くらい前、ボタンが満開のころに行きましたが、虚子の句碑には気付かなかったです。以下はメール

  『長谷寺は奈良県桜井市にある、真言宗豊山派(ふざんは)の総本山です。宝の銅板法華説相図(国宝)に刻まれた銘文によれば、朱鳥元年(686)に創建されたようです。度重なる火災で中世の堂宇はことごとく焼失しましたが、徳川家光の寄進によって慶安三年(1650)に再建された舞台造の本堂(国宝)ほ東大寺大仏殿に迫る規模をもち、仁王門から本堂に至る全長200mの登廊は、梁に吊るされた球形の風雅な釣灯篭と、登廊の両側に植栽された牡丹の花とともに長谷寺の顔となっています。
 本堂本尊の木造十一面観音立像は天文七年(1538)の作で重要文化財に指定されています。左手に水瓶、右手に錫杖をもち、観音菩薩と地蔵菩薩の両徳を兼ねた独特の姿をしています。西国三十三ヶ所第8番札所です。(奈良まほろばソムリエ検定公式テキストブックから引用。)登廊の両脇には、藁で編んだ傘の下で、寒牡丹がきれいに咲いていました。「だだおし」は修二会の最終日に行われる鬼追いの儀式です。100キロを超える松明をもった、赤・青・緑の三匹の鬼が本堂周囲の回廊を暴れまわる火祭りですが、松明の炎が国宝の本堂を焦がさないかと、はらはらさせられます。』

 

虚子の句碑                                         登廊

 

寒牡丹                                寒牡丹

 

寒牡丹                                         法要のため登廊をあがって来る僧侶

 

赤鬼                                 緑鬼

 

青鬼                                  松明

松明

 

 

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いろいろな漢方

2018-02-20 | 植物

 また、英会話での話題です。エランガ先生のグリーンのドレスもステキでしたが、今回はファッションでなくて、薬。昨日はインフルエンザA型で休まれた人もあり、その話になりました。A型、B型というのは日本だけのようです。A型は熱が高くて、B型は内蔵に来ると言うことらしいですが、今はC型もあるそうです。一般には予防注射をうつようですが、エランガ先生は一度も打ったことがないのに、風邪など無縁とか・・・漢方を飲まれているようです。インドの漢方とか、いろいろあるようです。自然のものを乾燥させ、1/4に煮詰めるのだそうです。

 スリランカでは、kotolahibutuという漢方があり、糖尿病に有効とか。でもその漢方の根を買い求めても税関で没収されるそうで、国外持ち出し禁止。漢方は中国しかないと思っていたのですが、スリランカにもインドにもあるようです。そう言えば、韓国の漢方は朝鮮人参ですね。輸出で外貨を稼ぎ、輸入は禁止らしいです。でも日本で作っても土が合わないので良質なものは作れないようです。糖尿病に効くその漢方もスリランカ以外では栽培できないそうです。

  一昨日は、女子スピードスケート500mで、小平選手が金をとれて本当によかったです。日本女子冬季五輪スピートスケート最初の金メダル。プレッシャーに負けないどころか、それをバネにしたのもすごいことでした。彼女はライバルの韓国のイ選手とはとても仲良し。ある時は韓国でタクシー代まで払ってもらったとか。これぞ五輪精神です。日韓は何かと摩擦が多いのに・・・

 

頂いた誕生祝い 二人共二月生まれ

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奈良だより 147

2018-02-18 | 国内旅行

 前回の続きです。前田さまより、続おんだ祭りが追伸として送信されてきました。驚くことが淡々と書かれています。以下はメール。 

 『第一部の農耕神事では、牛による唐鋤・馬鍬など最近では目にすることが出来ない昔の風景が見ることが出来ます。第二部は子孫繁栄を祈る神事ですが、余りにも生々しく、卑猥な行為ですが、開けっぴろげで、ユーモラスな仕草に観客からも声援が飛びます。農耕神事の後、休憩を挟んで天狗がお多福を伴って登場します。天狗とお多福が宮司に大盛りのご飯を捧げて結婚の報告をします。天狗が男根を模した竹筒を股間にあてがい、しごき始めます。
 今度は翁が舞台中央にゴザを敷きます。そこへ天狗がお多福の手を引きながら進み出て、お多福をゴザの上に寝かします。天狗はお多福の体を撫でまわし、子作りを始めます。肝心な場面では、翁が着物を拡げて観客の目から隠すように左右に走り回ります。その仕草もとてもユーモラスです。情事は一回では終わらず、お多福が再度おねだりします。渋る天狗にお多福はササラで天狗を思いっきり叩き、自分上位で挑みます。お多福に挑発された天狗は、再度ハッスルしてフィニッシュを迎えますが、今度は天狗もお多福も懐から紙を取り出し、股間を拭きます。股間を拭いた紙を丸めて見物人に投げ入れます。この紙は拭くの紙(福の神)として、子宝に恵まれるとして、見物人たちが競って求めます。
 この後、御供撒きが行われて終了します。神事は14時から始まりますが、早い人では10時頃から場所取りをして待ちます。私は13時過ぎに行きましたが、ぎっしり満員で、後ろの方から手を伸ばしてやっと写真が撮れた状態でした。』

 

 昨日の平昌五輪では、羽生選手も宇野選手も日本中の期待に応えて、金と銀を獲得してくれました。フィギュア二大会連続の金は66年ぶりの快挙。今大会初めて聞く君が代も嬉しいものでした。将棋の藤井五段も最年少で六段に進み、これも明るいニュース。日本の若者は希望がありますね。羽生二冠に勝ったのも凄いことです。同じ羽生でも、「はにゅう」と「はぶ」ですね。

 

 

 

 夫婦になった天狗とお多福に宮司に鼻つき飯を給付           竹で作った男のシンボルを誇示

 

 

 一度目の情事を終え気の萎えた天狗の竹のササラで強打し天狗に気合を入れる    天狗に挑むお多福

 

 

気を入れ直しお多福に挑む天狗                        ラストシーン

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公民館短歌会 138

2018-02-17 | 短歌

 まだ寒波が日本列島に居座っていますが、昨日はややましでした。いつもの短歌会です。万葉集は、有名な20番に進みました。よく知られている額田王の蒲生野での袖を振る歌です。当時染料の茜は貴重品で、御料地に紫草と一緒に栽培されていて、野守が見張り番をしていました。そんな中で大胆にも袖を振る。つまり愛情表現をしているのです。君と言うのは、天皇の弟の大海人皇子。額田王は天智天皇の後宮なのに・・・でもこれは額田王が40歳ころの歌で、当時ではおばあさんです。茜についてですが、東京の赤坂の古い名前は茜坂。野生の茜が茂っていたことからつけられた地名です。

茜さす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る      額田王

今月の歌 

わがこころ折れそうな時浮かび来るちちのみの父ははそはの母     Mさん

 この歌の下2句は万葉集の4164番からとられています。同様にその部分を歌に取り入れた歌人は斎藤茂吉がいます。また、美智子皇后が皇太子妃時代の昭和53年の歌会始にも詠まれています。お題は、「母」。

子に告げぬ哀しみもあらむははそ(転換できない文字で木偏に乍の字) 葉の母清やかに老い給ひけり        妃殿下

 

 昨日の五輪男子フィギュア・スケート・ショートプログラムは素晴らしかったですね。羽生選手は、ショパンのバラード1番に合わせ完璧な演技で第一位。とても怪我の後とは思えません。宇野選手は、ビィバルディの四季冬に合わせて滑り、第3位。彼は名古屋出身で、5歳のころ、浅田選手にスケートリンクで声をかけられ選手になりました。二人共今日のフリーが楽しみです。

 

いつも皆さんに提供して頂くので昨日は長崎みやげを持参

 

  

息子から夫に届いた傘寿祝い

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奈良だより 146

2018-02-16 | 国内旅行

 昨夜は、奈良の前田さまから珍しいおんだ祭りの報告が届きました。歴史あるところにはいろいろな神事が古くからあるのですね。折口信夫(釈迢空) は有名な歌人ですが、由緒ある神社の出自であることを知りませんでした。以下は、メール。 

『大和では冬の寒い時期にいろんな祭りがあります。毎年2月の第一日曜日に行われる、飛鳥坐神社の「おんだ祭」は、西日本における四大性神事(「三河のてんてこ祭」「尾張の田県祭」「大和江包の綱懸祭」)と言われ、とりわけ飛鳥のおんだ祭は日本一の奇祭と言われています。飛鳥坐神社は式内社で祭神は「事代主神」「高皇産靈神」「飛鳥三日女神(賀夜奈流美乃御魂)」「大物主神」の四神である。「日本書紀」朱鳥元年(686)7月の条に天武天皇の病気平癒祈願のため幣帛が奉られたとあり、歴史的に古い神社です。
 因みに、折口信夫の祖父は岡寺前の岡本家に生まれ、当社宮司の飛鳥家の養子となった上で、折口家に入った。折口信夫は、祖父が大和飛鳥の由緒ある神社の出自であったことを誇りにしていたようです。
 「おんだ祭」は五穀豊穣・子孫繁栄を祈る農耕行事で、朝から行事は始まっていて、天狗や翁の面を着けた役員が青竹(ササラ)で通行人や参拝者を叩きまわります。ササラで尻を叩かれることによって厄払い出来ると言われ、強く叩かれる程良いそうです。女性や年寄りには優しく叩いてくれますが、若い男性には容赦なく叩きます。神事は午後2時ころから牛による農耕や宮司による田植えが行われます。第二部は天狗とお多福の結婚行事からユーモラスな舞台が展開されます。』

 

鳥形山飛鳥坐神社                         天狗

 

青竹で尻を叩く                                                                      牛で耕す

 

今では珍しい唐鋤                               馬鍬で地ならし

宮司が松葉で作った苗を植える

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