うれしいお便りをいただきました
先日、布教のご縁でお参りさせていただいた高知県のG寺様のご住職様からのお手紙です
私は近頃、ご法座にお参りの皆様に折り紙で折った蓮の花を差し上げているのですが、
G寺様ではどうも数が足らず、慌てて控室で折っていたところ、ちょうどYちゃんとK君姉弟がご挨拶に来て下さったので折り紙のお手伝いをお願いしたのです
YちゃんとK君と坊守様が手伝って下さったおかげで、数も余るほどたくさんでき、YちゃんとK君にも色とりどりの蓮の花をプレゼントすることができました
さて、その蓮の花が・・・
なんとインドの地に行ったのです!
というのも、ご法座の後、インドに行かれるご予定のご住職様に二人のお子様が「この蓮の花をお供えしてきて」とお願いされ、お釈迦様のお悟りの聖地ブダガヤの金剛座の前に約束通りお供えしてくださったのです
その写真も同封されていました
赤い蓮と緑の蓮・・・
YちゃんとK君が選んだそうです
なんと有り難いことでしょう
なんとうれしいことでしょう
一生に一度、お釈迦様のみ跡を慕ってインドを旅してみたいとは思っているのですが、なかなか実現しません
けれど、ご住職様のお手紙と写真を拝見させていただいた瞬間、私の心もインドの地に降り立ったような感じがしました
ご縁の深さをしみじみ味わっています・・・
歎異抄の・・・
子どもを思う親心とは有難いことです。
90過ぎのお母さんが還暦前の息子さんに言うのです、
「この子もやっと一人前になった!これで安心じゃ、安心じゃ!」
そう言われる息子さんもとてもいい顔をされていました。
何才になろうとも、いつまでも子どもなのですね。
そうかとおもえば、お参りされていた若い御家族。
5歳と3歳の男の子!
じっとしていません、お勤めの間も走り回っていたかと思えば転げて「ワ~ン・・・」と泣いています。
賑やかで結構!
でも、親は大変です。
追いかけ、捕まえ、手を握り・・・
ず~っと寄り添う姿があったことです。
または、御斎をいただくのに偉そうに人生の先輩方を差し置いて先に席に着かせていただいたところ、
本当に温かい顔をされて私の周りに座って下さいます。
横に座られた方は、友達感覚で接することのできるH講中の総代さんの息子さんでした。
長らくの御無沙汰でして、すっかり見忘れていました。
「あ~っ!」てな感じで思い出したことです。
「いつも御迷惑ばかりおかけしています。」
「いえいえ、こちらこそ失礼ばかりしているようですが・・・」
「オジサンには、息子のように親しく接して下さって嬉しいことです。こちらも遠慮なく突っ込んでいますから!」
って大笑いさせていただいたことです。
その息子さんの2人の子どもさんも東京だとか・・・
先日、出張で行ったので久しぶりに子どもとご飯を食べたそうです。
「ご飯を食べている姿を見ながら幾つになっても子どもだな~って見たんです。」
いろんな親心を聞かせていただいたことです。
御斎の時に私の前に座られた方は初めてお話しするお方でした。
何度もお会いしているのでしょうけど、知らんコイツがおることです。
ニコニコと優しく微笑まれながら、今日の私の法話のこと、かなり以前に私の法話を聞いて下さったこと・・・お話しくださるのです。
「私は今、歎異抄の話が聞ける教室に通っています。」
「凄いですね!」
自らの第3章のお味わいを聞かせていただきました。
何か私の拙い法話の中に思うところがあられたのでしょうか・・・
阿弥陀さまのおはたらきをいただいて生かさせていただくことを喜ばせていただきました。
ゆっくりできればよかったのですが、話しも途中で失礼したことです。
私たちは、阿弥陀さまの事を「親さま」と親しませていただきます。
案じて下さる親心・・・
それがそのまんまジッとしとることが出来ないおはたらきとなる・・・
今日もその手の中でした!
今日は息子は県大会で松山泊まり。
家に子どものいない静かさを心身ともに感じることです。
今、2人の子どもはどうしているのでしょう・・・
な~んて書くとチッとは親らしいのでしょうか・・・
逆に子どもに案じられるコイツがおることです。
お子ちゃま住職でいけません!
すいません・・・
有難うございます!